2018年3月1日木曜日

本人が怒り狂って、意地を通してやり続ければ

ほんとうに、普通の人にはわからないことをやられたというのはつらいな。普通の人にはわからないからな。しかも、五〇〇〇日以上毎日。午後一一時一一分まで。まあ、まるまるそう(やなぎアパート)にいたときは、帰ったときだけ……うちにいる時間だけ鳴らされていたわけだけど……。



これだって、「俺がいるあいだはやめてくれ」と俺が言って、兄貴が「ああ、わかった」と言って実際に、俺がいる三〇分間のあいだ、ヘッドホンをしてくくればすんだことなのに、三〇分間だろうが、ヘッドホンをしてくれなかった。一分もヘッドホンををしてくれなかった。



一秒もヘッドホンをしてくれなかった。



どれだけ頼んでも、どれだけ発狂していっても、どれだけぶつかっても、一秒も静かにしてくれなかった。それは、ヘビメタ騒音歴一二年目、一三年目、一四年目もおなじだ。毎日おなじなのである。



「俺が一階の居間で、ごはんを食べているときだけは静かにしてくれ」と言っても、ごく自然に無視して……頑固に鳴らし続けた。この無視というのは、気違い兄貴が鳴らし始めた一五歳の時、俺が俺が一一歳の時からの無視だ。俺が一一歳の時と俺が二一歳の時の、気違い兄貴の無視のしかたがおなじ。ごく自然に無視してやりやがる。



「めし、くってんだからいいだろ」という言い分なのだ。けっきょく、一〇分間、ヘッドホンをしてやるつもりもないまま、ずっと、家で一五年間暮らしていたのである。気違い兄貴が一五歳の九月から、二九歳のある月までずっと気違いヘビメタを鳴らしていた。気違い兄貴は、一〇月生まれなので、高校一年生の一〇月までは、一五歳だ。



終わりの時期があんまりはっきりしてないんだよな。まるまる荘にいて、あんまりうちに近づかなかったのと、ダイヤと絶交してからの記憶があんまりない。終わりのほう、ある日、家に帰ったら、兄貴が引っ越したということを、母親から聞いた。『やっと引っ越したか』と思ったけど、遅い。一五年、遅い。



正確には、一四年と数ヶ月だけとな。



「風呂に入るんだからいいだろ」「ごはんを食べるんだからいいだろ」「プールに行くんだからいいだろ」「修学旅行に行くんだからいいだろ」……気違い兄貴がとりあえずも理由を言ったことは、本当にかぞえるほど少ない。



「プールの用意をするときは、ヘビメタ騒音をやめろ」と言っているのに、そういう答えを返す。ヘビメタを鳴らされ続けて発狂モードでものをそろえるのがいやだったんだよ。これ、ヘビメタ騒音空間のなかで、忘れ物をしないようにものをそろえるということ自体が、地獄なのである。



地獄、地獄、大地獄。



騒音地獄の中で、発狂して、なにも考えられない。音の突き上げが、強すぎる。常に爆音にあおられて、用意をすることができない。普通に用意をすることがない。忘れ物をしないように用意をすることができない。



本当に、発狂的な音と発狂的な音のあいだが短すぎる。高音でひきつった状態だ。持続しているから。一秒間の中に、しゃくにさわる音が……ゆるせない音が三個はある。



だから、それが、何秒も、何十秒も、何百秒も、何千秒も持続している状態は、地獄なのである。あれ、本当に、どれだけ、デカイ音で鳴らしていると思っているんだよ。



他人は、この音のでかさがかわってない。



気違い兄貴が、鳴らしていたときの音のでかさがわかってない。どれだけ、「デカイ音で鳴らしてたって言ったって、そんなにデカイ音で鳴らしていたわけじゃないんだろ」と言ったやつ! まるまるしたい。俺がおまえをまるまるしたい。



本当に!そんなんじゃないのに!! 本当にそんなんじゃないのに!! そんなんじゃないのに!!!



だれだって、ひきつるような音で鳴っていた。ヘビメタが特に好きではなければ、絶対に気になる音で鳴っていた。ずっと続くと、どれだけ気にしないようにしても、体にこたえるようなデカイ音で鳴っていた。



これ、デシベル関係の表を見ると、いろいろと思うところがあるのだけど、最低でも九〇デシベルの音で鳴らしていた。普段は九八デシベルから一〇〇デシベルぐらいの音で鳴らしていた。本当に頭にくる。これ、デシベルってどうも、室内と室外じゃ「たとえ」の音のレベルがちがう。物理的にはおなじ大きさだけど、「たとえ」からうける音のでかさの『感じ』『印象』がちがう。だいたい、どうして犬だけ、五メートル離れるんだ。普通、音源から一メートルのところではかるんじゃないのか。



ともかく、気違い兄貴は、一秒だってヘッドホンをつけてやるつもりがなかったんだよ。うちにいる約一五年間のあいだ。毎日……。うちでは絶対におれなかった。気違い親父の態度で鳴らして、気違い親父の態度で無視して、気違い親父の態度で、鳴らしたと言うことを否定する。頭がおかしい。気違い兄貴、一日目に、一日中ヘッドホンをつけて、そのまま一五年間、毎日、鳴らすときは、かならずヘッドホンをすることにして、それでやっと、プラスマイナス〇(ゼロ)なんだよ。



協力してくれた状態でもないし、足を引っぱった状態でもないゼロの状態になる。協力してくれなかった状態でもないし、協力してくれた状態でもない、ゼロ状態になる。毎日、鳴らす時間はすべての時間、ヘッドホンをして鳴らすという約束をして、実際に一五年間、毎日そうして、やっと、プラスマイナスゼロ状態なんだよ。特に協力してくれたわけでもない状態になるんだよ。一日中、一分たりとて、あんな音で鳴らさないようにするのが、あたりまえだからな。一日だけではなくて、毎日、一年三六五日中三六五日、一分も鳴らさないようにして、一五年間過ごして、それでやっと、プラスマイナスゼロなんだよ。特に、邪魔をしてもないし、特に協力もしてない状態なんだよ。それで!!やっと!!





約一五年間、毎日、気違い的な意地で、絶対にヘッドホンをつけないで、一日中鳴らして、それで「協力してやった」だからな。



鳴らしているあいだじゅう、気違い親父の意地で、俺の足を引っぱっていた。常に毎日、すべての時間、一分も一秒もゆずらないで、気違い的な意地で、俺の邪魔をしていた。



『つもり』がないだけだ。『つもりがない』だけなんだよ。一〇〇%時間、一〇〇デシベルで鳴らしたって、本人は、つもりがない。その音が鳴っているあいだ、勉強ができずにこまるということを認めない。



認めなかったら、どれだけやったって、まったくやったことに鳴らないのである。主観的に、感覚的にそうなんだよ。たから、やってないのではなくて、やったつもりがなかっただけだ。

言われたら、怒ってはねのけておしまいだ。親父とおなじなんだよ。とことん!! とことん親父とおなじ。



本人にとって不都合なことを言われると、普通なら絶対にあり得ないことを言って、否定して、はねのける。普通なら絶対にあり得ないことというのは、たとえば、耳が普通に聞こえる人なら絶対に、それがでかい音だということがわかるのに、わからないという状態になる(現実無視の絶対否定)。目が見える人なら、絶対にわかることが、わからないという状態になる(現実無視の絶対否定)。



そして、自分が怒って、否定してはねのける。けど、自分が怒って否定してはねのけたということも、即座に、ないことになってしまう。そういう出来事自体がしょうじなかったということになる。相手が引き下がったら、それでおしまいだ。意地を通すことができればそれでおしまいだ。



本人が怒り狂って、意地を通してやり続ければ、それで、やり続けているほうにしてみれば『なにもなかった』ことになってしまう。で、何回繰り返しても、そういう態度で否定する。そういう感覚で否定する。何万回、何十万回繰り返しても、『おわった』ときには、ゼロ回なのである。『なにも言われなかった』状態に復帰してしまう。

だから、いつも!!「つもりがない」。本人にとっては、知らないことなのである。これが、自分の意地を通したいあいだ続く。

気違い兄貴の場合は、約一四年間だ。気違い親父の場合は、ハンダゴテを買ってやりたくない二日間だけど。一四年間と二日間、どっちが長いか、気違い兄貴にもわかるよね。あの二日間、『否定されて』どれだけ腹を立ててたんだよ!!

そういう状態を、気違い兄貴は、ヘビメタ騒音で五〇〇〇日以上、押しつけている。それで、弟の人生を破壊しているのに『一日も、そんなことしてない』つもりでいる。どんだけの感覚のちがいがあるか。やられたほうと、やったほうの感覚ちがいを考えた場合、どれだけのちがいがあるか。



『やってないつもり』なんていうのは、頭がおかしい。気違い兄貴は、自分が親父にやられたら、腹が立つことを、ずっと俺にやり続けて、まったくなにも知らない状態だった。本人の主観としては、親父とおなじようにまったく関係がないつもりなのである。

『まったく、自分はそんなことには関わってないつもり』なのである。『まったく、自分は、そんなことは一分もやってないつもり』なのである。

全部の時間、全部の日、ずっとやっているのに、……一秒もゆずらずにやり通したのに……一秒もやってないのとおなじ気持ちでいる。そういうことが、どれだけ腹が立つことかわかっているよな!! 気違い兄貴!! おまえだって気違い親父におなじことをやられたときは、怒ってたんだから。腹が立って腹が立ってしかたがない状態になっていたのだから。

気違い兄貴は、毎日、ハンダゴテの日の気違い親父の態度で、ヘビメタ騒音を押しつけて、まったくなにもやってないつもりなんだよ。一五年間、気違い的な意地でやったことなのに、一五年間で、一回もそんなことはやってないつもりなんだよ。

気違い親父のように、無視して、気違い親父のようにまったくわかってない。本人がわからなければ、どれだやったってやってないのとおなじなんだよ。

だから、嘘でなく、否定する。気違い。どんだけの意地でやったと思っているんだよ。やり通したと思っているんだよ? どんなだけ長い時間やり通したと思っているんだよ。

どんだけ長い期間、やり通したと思っているんだよ。気違い兄貴のヘビメタ騒音が鳴っていたから、人生が台無しだ。めちゃくちゃだ。すべての瞬間……一一歳以降、すべての瞬間、気違い兄貴のヘビメタで、気分がめちゃくちゃ。

他の人から、『気違い兄貴のヘビメタ』のことで悪く言われる。そりゃそうなんだよ。だれが見ても使えないハンダゴテを、親父に強く言われたから、もっていったときとおなじ状態なんだよ。あの時、他の人はおまえのことを悪く言っただろ。俺の人生は、おまえのあの日とおなじなんだよ。どれだけくやしいか。



   *   *   *





本当は、理由を言わなくても、静かにするべきなんだよ。気違い兄貴だって、特に相手が「これこれをするから静かにしろ」と言ってこなくたって、いま住んでいるところでは、嫁さんやとなりの人がこわくて、鳴らせないわけだろ。「よその家」であるならば、気違い兄貴にしたって、鳴らすことを拒むような「でかい音」なんだよ。一〇分だって、一分だって、「よその家」では鳴らせないような、非常識なでかい音なんだ。うちで、常に鳴らしていた音は、よそでは一分だって、一秒だって鳴らせないようなでかい音なんだよ。「よそ」でやったら、まるわかりだからな。気違い兄貴にしたって、これは、でかすぎると思って鳴らせないような音で、「うちでは」鳴らしてたんだよ。普段ずっと鳴らしてたんだよ。
わかっていただけるかたに感謝しております。ありがとう~~ございます~~

自分の身のまわりを良い言葉で満たしたい人は、是非そうしてください~
人に優しい言葉をかけたい人は、是非そうしてください。
自分の思いは現実化すると信じている人は是非信じて、現実化してください
(ぼくが)こういうことを否定しているととらえている人がいるみたいだけど、ぼくが言っていることはそういうことじゃない。●●ではない人のことをもっと考えましょうということです。思いやりがあるのとないのはちがう。全体思考だと、かならず、こぼれる人が出てくる。こぼれる人に対する配慮は、事前に考えておくべきことだということを言いたいのです。それから、ぼくにとって「言霊」というのは、議論の対象、考察の対象であって、信仰の対象ではありません。なので、「言霊について議論しましょう」と言っているわけで、「言霊を信仰するな」と言っているわけではないのです。ここらへんの違いについて注目してください。刮目。刮目。


●ヘビメタ騒音というのは

ヘビメタ騒音というのは、ヘビーメタル騒音という意味です。ヘビーメタルというのは、甲高い金属音と重低音が特徴となるロックの一種です。
兄がヘビーメタルにこって、一日中、どでかい音で鳴らすようになったというのが、僕が引きこもらざるを得なかった直接の理由です。本当は、ヘビメタ騒音のことは書かずに、一般論だけを書くつもりでしたが、そういうわけにもいかず、いろいろなところで、ヘビメタ騒音の話が出てきます。


あの生活はない。この人生はない。
時間は無限ではなかった。とくに若いときの時間は。

俺の小説には思想的な意味がある。俺の小説には心理学的な意味がある。だれも語りえなかったことについて、語る

日付のない日記型小説(散文)・手記的な小説・究極のネガティブ苦悩爆発文学 1、2、3、4、5、6、7、8、9、10ともほぼ同じことが書いてあるので、人間界の苦悩について興味がない人は読まないでください!!!!!

「騒音生活」「騒音生活が与える性格・人生への影響」「言いがたい家族」「困った人間の心理」「変な頑固さ」「平気で嘘をつく人(嘘を言っているのに嘘を言っているつもりがない人)」「自分勝手な脳内変換」「どれだけ言ってもなにも伝わらない人の心理的なしくみ・態度・おいたち」について興味がない人は読まないでください!!!

各巻は同じ主題を扱ったバリエーション(変奏曲)のようなものだと思ってください。

ぼくはまけない

「地下室の手記」ならぬ「騒音室の手記」だから、手記的な小説です。普通の主人公や脇役がいっぱい出てくる小説を期待している人は、読まないほうがいいです。そういう小説ではありません。

サイコパスが含まれるタイトルに関しては本当は納得してない。あんまり好きじゃない。けど、ある単語を使うと出版自体があやういので、しかたがなく、サイコパスという単語を使っている。サイコパスとつければ受けるとでも思ったのか?というような感想を持つ人もいるかもしれないけど、そういうことではない。

認識がズレている親にやられたこどもが住んでいる世界というのはちがう。



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死にたいというのは、より良く生きたいということです。ぼくが「死にたい」と書いた場合、「より良く生きたい」と言っているのだなと、読み替えてください。心配にはおよびません。

過去に戻って、きちがいヘビメタ騒音なしでやり直したい。設定を変えてやり直したい。

用語解説:ヘビメタというのは、ヘビーメタルという音楽の分野を表す略語です。甲高い金属音と、超重低音が特徴となるクソうるさい音楽です。僕からみると、とても「音楽」と呼べるようなものではありません。本当に、特撮に出てくる「音」攻撃系の、音波です。あれはひどい。