2018年9月10日月曜日

認知療法と水俣病 『過去は現在に影響を与えない』という行きすぎた一般化

有機水銀のことを考えれば、過去のことが現在のことに影響を与えない、なんてことは、ないということがわかる。これは、過去のことはすべて現在のことに影響を与えないということではない。現在に影響を与えることがある過去の出来事もあるし、現在に影響を与えない過去の出来事もある。


オール・オア・ナッシングというかたよった思考をするのであれば、「過去のことはすべて現在に影響を与えない」と考えることになる。しかし、それは間違っている。現在に影響を与える過去もあるし、現在に影響を与えない過去もある。実際には、現在に影響を与えない過去ではなくて、現在に影響を与えないと見なしうる過去だけど。(見なしているのは、その人本人か、本人の話を聞いた認知療法家である)。

「過去のことは現在に影響を与えない」と言う場合は「すべての過去のことは現在に影響を与えない」もしくは「過去のことは、すべて現在に影響を与えない」という意味で言っているのである。『過去』の抹消なのである。


過去の影響力ということを完全に無視している。それは、かたよった価値観なのである。『すべては思考』なのである。「過去のことはすべて現在に影響を与えない」というのは、かたよった信仰なのである。かたよった価値観なのである。『過去の出来事は一切合切関係がない』というような態度をとるのは、その価値観のあらわれだ。過去の出来事ひとつずつを吟味するのではなくて、過去の出来事であれば、現在に影響を与えるはずがないという先入観にしたがって、過去の出来事が持つ意味を否定しているのである。ひとつの過去の出来事がもつ意味を考えずに、そのひとつの過去の出来事は、過去の出来事だから意味がないと考えてしまうのである。

これは、価値観中立的なのではなくて、かたよった価値観をもっているというとだ。なんとしても過去は無視しなければならない……のであるから。『過去の出来事は、現在に影響を与えるはずがない』という間違った信仰を持っているのであるから。彼らが言うには、たとえ、過去の出来事が影響を与えたとしても、それは、無視できる影響にしかすぎないのである。ひとつひとつの過去の出来事を考えることなく、全部、過去のことを考えるのは無意味という名の「ゴミ箱」に突っ込んでしまうのである。

「無視できる影響を、無視できない影響だと考えているから、考えがかたよっている」と言うのであれば……「無視できない影響を、無視できる影響だと考えているから、考えがかたよっている」と言うこともできる。

価値観中立的なのではなく、過去の無視、過去の無価値化という、価値観をすでにもっている。認知療法家やそういう考え方に賛成する人たちは、そういう価値観をすでにもっている。しかし、これは「行きすぎた一般化」なのではないか? 

これもまた、『影響があると考える必要がある過去の影響は認めましょう』ということになるのだろうけど、『必要がある』とか『必要がない』というのは、どういう価値基準で決めているのかということが問題になる。

どんな過去だって、「必要がない」と決めつけることができる。そりゃ、どんな過去だって考える必要がない過去だと考えることは、できるのだから。ひとつの過去を取り上げて、どういう基準かは知らないけど『この過去の出来事は現在に影響を与えない(与えていない)』と言い切ることはできる。

しかし、それは、考えずに言っているだけなのである。最初から『価値がない』と決めつけている。最初から『過去の出来事は現在に影響を与えない』と決めつけている。考える前に、決めつけているのである。

いずれにせよ、認知療法家は「過去の軽視」「過去の無視」「過去の無効化」という価値観をもっているわけで、価値観中立的とはとても言えない。認知療法家が過去を無視する傾向があるのは、フロイトの精神分析が影響している。最初から、反・フロイト的な価値観なのである。だから、認知療法の理論は価値観中立的ではない。

有機水銀を摂取してしまったためにからだがだるくなっている人は、『過去なんて関係がない』と言われても、だるさが軽くなることがない。有機水銀がいま現在、脳みそをおかしているからだ。そういう状態が続いているからだ。そして、そのような現在の状態は、過去!において有機水銀を摂取してしまったという『出来事』からしょうじているのである。ようするに、過去の出来事が現在に影響を与えている。

反・フロイト的な価値観に基づいて、過去の影響を否定してしまうから、細胞の死滅ということまで、気分的なものとしてあつかい、否定してしまうのである。これは、間違った考え方だ。反・フロイト的な価値観に立とうとしたために過去の影響を無視することにしてしまったのだけど、脳細胞に不可逆的な変化が生じている場合は、過去の影響を無視することはできない。

認知療法家だって、言霊主義者だって有機水銀が入った食べ物を食べ続ければ、からだがだるくなったり、からだが震えるということがおこる。これは、人間としてかわらないからである。

ようするに、水俣病の患者も、認知療法家も、言霊主義者も人間としてのからだをもっている。脳の組織は、ほとんどまったくと言っていいほどおなじだ。細胞を構成する物質もおなじだ。だから、そこで起こる分子的な化学変化も同様なのである。

認知療法家が『過去は関係がない』と言っていられるのは、水俣病患者とちがって、有機水銀を摂取してないからだ。言霊信仰者が「元気だ元気だ」と言えばつかれがとれて元気になると言っていられるのは、水俣病患者とちがって、有機水銀を摂取してないからだ。

だいたい、おなじ量の有機水銀を摂取すれば、だれもが、つかれた状態になる。だるい状態になる。「つかれなつかれない」「だるくないだるくない」と言っても、一度、有機水銀を摂取してしまったら、つかれてだるい状態が続くことになる。

普通の細胞でできている人間なら、だれでもそうなる。あーーあ、それなのにそれなのに、自分が有機水銀を摂取してないから、好き勝手なことを言って、人をバカにしている。


わかっていただけるかたに感謝しております。ありがとう~~ございます~~

自分の身のまわりを良い言葉で満たしたい人は、是非そうしてください~
人に優しい言葉をかけたい人は、是非そうしてください。
自分の思いは現実化すると信じている人は是非信じて、現実化してください
(ぼくが)こういうことを否定しているととらえている人がいるみたいだけど、ぼくが言っていることはそういうことじゃない。●●ではない人のことをもっと考えましょうということです。思いやりがあるのとないのはちがう。全体思考だと、かならず、こぼれる人が出てくる。こぼれる人に対する配慮は、事前に考えておくべきことだということを言いたいのです。それから、ぼくにとって「言霊」というのは、議論の対象、考察の対象であって、信仰の対象ではありません。なので、「言霊について議論しましょう」と言っているわけで、「言霊を信仰するな」と言っているわけではないのです。ここらへんの違いについて注目してください。刮目。刮目。


●ヘビメタ騒音というのは

ヘビメタ騒音というのは、ヘビーメタル騒音という意味です。ヘビーメタルというのは、甲高い金属音と重低音が特徴となるロックの一種です。
兄がヘビーメタルにこって、一日中、どでかい音で鳴らすようになったというのが、僕が引きこもらざるを得なかった直接の理由です。本当は、ヘビメタ騒音のことは書かずに、一般論だけを書くつもりでしたが、そういうわけにもいかず、いろいろなところで、ヘビメタ騒音の話が出てきます。


あの生活はない。この人生はない。
時間は無限ではなかった。とくに若いときの時間は。

俺の小説には思想的な意味がある。俺の小説には心理学的な意味がある。だれも語りえなかったことについて、語る

日付のない日記型小説(散文)・手記的な小説・究極のネガティブ苦悩爆発文学 1、2、3、4、5、6、7、8、9、10ともほぼ同じことが書いてあるので、人間界の苦悩について興味がない人は読まないでください!!!!!

「騒音生活」「騒音生活が与える性格・人生への影響」「言いがたい家族」「困った人間の心理」「変な頑固さ」「平気で嘘をつく人(嘘を言っているのに嘘を言っているつもりがない人)」「自分勝手な脳内変換」「どれだけ言ってもなにも伝わらない人の心理的なしくみ・態度・おいたち」について興味がない人は読まないでください!!!

各巻は同じ主題を扱ったバリエーション(変奏曲)のようなものだと思ってください。

ぼくはまけない

「地下室の手記」ならぬ「騒音室の手記」だから、手記的な小説です。普通の主人公や脇役がいっぱい出てくる小説を期待している人は、読まないほうがいいです。そういう小説ではありません。

サイコパスが含まれるタイトルに関しては本当は納得してない。あんまり好きじゃない。けど、ある単語を使うと出版自体があやういので、しかたがなく、サイコパスという単語を使っている。サイコパスとつければ受けるとでも思ったのか?というような感想を持つ人もいるかもしれないけど、そういうことではない。

認識がズレている親にやられたこどもが住んでいる世界というのはちがう。



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死にたいというのは、より良く生きたいということです。ぼくが「死にたい」と書いた場合、「より良く生きたい」と言っているのだなと、読み替えてください。心配にはおよびません。

過去に戻って、きちがいヘビメタ騒音なしでやり直したい。設定を変えてやり直したい。

用語解説:ヘビメタというのは、ヘビーメタルという音楽の分野を表す略語です。甲高い金属音と、超重低音が特徴となるクソうるさい音楽です。僕からみると、とても「音楽」と呼べるようなものではありません。本当に、特撮に出てくる「音」攻撃系の、音波です。あれはひどい。