2025年7月2日水曜日

固定された「今現在」ではなくて、未来に流れていく「今現在」について言及しているのである

 「過去も未来もない。今現在しかない。今現在に集中して生きていくよ」と言った人がいるとする。けど、ちょっと矛盾しているだよな。

ほんとうに「今現在」しかないのであれば、「今現在」に固定されてしまうのである。

これは、「今この瞬間」という表現でもおなじだ。「今この瞬間」に固定されてしまうのである。

だいたい、「生きていく」というのは、未来があることを想定して言っている言葉なのである。これから、このように生きていきたいということだから、未来があると想定して言っているのである。

そして、「今現在」と言うことができるというのは、過去があるからなのである。「いまげんざい」という言葉が「いまげんざい」という言葉に聞こえるということは、過去の出来事が連続して起こった結果なのである。

「い」と言ったという過去の出来事、「ま」と言ったという過去の出来事、「げ」と言ったという過去の出来事、「ん」と言ったという過去の出来事、「ざ」と言ったという過去の出来事がなければ、「い」と言っても、「いまげんざい」と言ったということにはならないのである。

それは、このような短い発音の組み合わせでも、過去の出来事が影響をあたえているということなのである。

ようするに、過去があるから「いまげんざい」と聞こえるのだ。過去があるから、一連の「いまげんざい」という発音をしたということになるのだ。

そして、未来がないなら、今現在に固定されてしまうのだ。これは、過去から未来に流れる時間のなかにいるということを無視している。時間というものはほんとうはなくて、ただ単に変化だけがあるという考え方については、今回はあつかわない。

「過去も未来もない。今現在しかない」というのは、基本的に矛盾しているのである。過去がなければ「今現在しかない」と言うこともできないのである。

そして、今現在に集中して生きていくということは、未来のことについて言っているということになる。「生きていく」というのは、もちろん、未来に向かって生きていくということだし、未来の生き方について言及しているということになる。

「生きていく」という言葉にこだわらなくても、今現在が「未来に向かって流れている」という感覚をもっているというとを意味しているのである。「今現在」は未来に流れて行く「今現在」なのである。

この人……「過去も未来もない。今現在しかない。今現在に集中して生きていくよ」と言っている人は、固定された「今現在」ではなくて、未来に流れていく「今現在」について言及しているのである。

「今現在」が未来に向かって進んでいくという前提で「過去も未来もない。今現在しかない。今現在に集中して生きていくよ」と言っているのである。ようするに、「未来」があると思っているのである。

*     *     *

「過去のことは、気にしないで、毎日、精いっぱい、生きていきたい」と言えばいいところを、「過去も未来もない。あるのは今現在だけだ」というようなことを言うから、よくない。これ、ほんとうは、「未来がない」と思っているわけではないのである。彼らの言う「今現在」が未来に流れて行くことを前提として言っているのである。だから、「過去も未来もない」などと言う必要がないのだ。ところが、格好をつけて、そう言っている。そして、言っているときは、ほんとうに「現在」だけがあると思っているのだ。

「過去がない」というのは、ようするに、「過去の出来事」を気にしないようにするということであって、過去がないわけではないのだ。ところが、「過去の出来事を気にしないようにする」と言えば済むのに、「過去はない」とか「過去は存在しない」と格好をつけて言ってしまう。言ってしまった「過去はない」「過去は存在しない」という意味について、彼らがちゃんと考えることはないのだ。格好をつけて言っただけ。

しかし、彼らは、リボンのようなものを考えたとする。二〇センチぐらいに切ったとする。その場合、左側の一〇センチが過去を表しているとする。そして、右側の一〇センチが未来を表しているとする。ちょうど、一〇センチぐらいのところで、リボンの幅が極端に狭くなるとする。この極端に狭くなったところが、「今現在だ」と言うわけだ。「今現在」しかないと言うのだ。けど、その点は、じつは、このモデルだと、未来のほうに移動していくのだ。だから、何度も言うけど……そういう意味で……未来はある。

「過去はない。未来もない。あるのは今現在だけ」……こんなことを言わなくても、「毎日を大切にして生きていきたい」と言えばいいのに……。格好をつけて 「過去はない。未来もない。あるのは今現在だけ」と言うから、問題がしょうじる。

「今現在やっている作業に集中したい」と言うのであれば、わかる。やっている作業のことを意味しているからだ。

この場合も、じつは、過去のある時点からやりはじめた作業について言及しているわけだから、時間の幅をもつ。

そして、今現在やっている作業を、未来のある時点までやるつもりでいるわけだから、未来に対する考え方を含んでいる。

だいたい、「集中したい」ということだから、これは、未来に向かって流れて行く時間を意識しているということを意味している。

「今現在やっている作業」の作業内容は、一日のなかでかわっていくのである。たとえば、朝食を作っているとする。これも、過去のある時点から、料理をし始めたわけで、当然、「過去」はある。朝食を作る時だって、個々の作業は、時間の流れの中で、かわっていく。

別に、今現在に固定されてしまうわけではない。

さらに、自分で朝食として作ったものを食べるつもりなのであれば、食べるという作業内容に作業内容がかわる。これも、「今現在」で固定されてしまった場合、咀嚼自体もできないのだ。時間の流れがある。過去も未来もあるから、咀嚼できるんじゃないの?

それから、本人は、未来のある時点で、自分が作った朝食を食べるつもりで、朝食を作っているわけだから、未来は、当然あると思っているのだ。
 

それなのに「過去はない。未来もない」とか「過去も未来もない」と言いきってしまう。本人は、格好いいつもりかもしれないけど、ちゃんと、自分が言っていることについて考えたほうがいいぞ。

毒チンについて参考となるサイト
https://note.com/akaihiguma/
https://ameblo.jp/sunamerio/

ワクチンをうけてしまった人は、なるべくはやく、イベル〇クチンや5-ALAやN-アセチルグルコサミンなどを飲んで解毒したほうがいいと思う。ニセモノのイベル〇クチンには気をつけください。味噌汁、納豆、甘酒、緑茶、みかん、バナナなど、なじみの食品も食べたほうがいい。味噌汁は、減塩ではなくて、従来の製法で作ったものがいい。麹味噌とかいいんじゃないかな。緑茶はペットボトルのものは、酸化防止剤が入っているのでよくない。ちゃんとお茶を淹れて飲んだほうがいい。

わかっていただけるかたに感謝しております。ありがとう~~ございます~~

自分の身のまわりを良い言葉で満たしたい人は、是非そうしてください~
人に優しい言葉をかけたい人は、是非そうしてください。
自分の思いは現実化すると信じている人は是非信じて、現実化してください
(ぼくが)こういうことを否定しているととらえている人がいるみたいだけど、ぼくが言っていることはそういうことじゃない。●●ではない人のことをもっと考えましょうということです。思いやりがあるのとないのはちがう。全体思考だと、かならず、こぼれる人が出てくる。こぼれる人に対する配慮は、事前に考えておくべきことだということを言いたいのです。それから、ぼくにとって「言霊」というのは、議論の対象、考察の対象であって、信仰の対象ではありません。なので、「言霊について議論しましょう」と言っているわけで、「言霊を信仰するな」と言っているわけではないのです。ここらへんの違いについて注目してください。刮目。刮目。


●ヘビメタ騒音というのは

ヘビメタ騒音というのは、ヘビーメタル騒音という意味です。ヘビーメタルというのは、甲高い金属音と重低音が特徴となるロックの一種です。
兄がヘビーメタルにこって、一日中、どでかい音で鳴らすようになったというのが、僕が引きこもらざるを得なかった直接の理由です。本当は、ヘビメタ騒音のことは書かずに、一般論だけを書くつもりでしたが、そういうわけにもいかず、いろいろなところで、ヘビメタ騒音の話が出てきます。


あの生活はない。この人生はない。
時間は無限ではなかった。とくに若いときの時間は。

俺の小説には思想的な意味がある。俺の小説には心理学的な意味がある。だれも語りえなかったことについて、語る

日付のない日記型小説(散文)・手記的な小説・究極のネガティブ苦悩爆発文学 1、2、3、4、5、6、7、8、9、10ともほぼ同じことが書いてあるので、人間界の苦悩について興味がない人は読まないでください!!!!!

「騒音生活」「騒音生活が与える性格・人生への影響」「言いがたい家族」「困った人間の心理」「変な頑固さ」「平気で嘘をつく人(嘘を言っているのに嘘を言っているつもりがない人)」「自分勝手な脳内変換」「どれだけ言ってもなにも伝わらない人の心理的なしくみ・態度・おいたち」について興味がない人は読まないでください!!!

各巻は同じ主題を扱ったバリエーション(変奏曲)のようなものだと思ってください。

ぼくはまけない

「地下室の手記」ならぬ「騒音室の手記」だから、手記的な小説です。普通の主人公や脇役がいっぱい出てくる小説を期待している人は、読まないほうがいいです。そういう小説ではありません。

サイコパスが含まれるタイトルに関しては本当は納得してない。あんまり好きじゃない。けど、ある単語を使うと出版自体があやういので、しかたがなく、サイコパスという単語を使っている。サイコパスとつければ受けるとでも思ったのか?というような感想を持つ人もいるかもしれないけど、そういうことではない。

認識がズレている親にやられたこどもが住んでいる世界というのはちがう。



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死にたいというのは、より良く生きたいということです。ぼくが「死にたい」と書いた場合、「より良く生きたい」と言っているのだなと、読み替えてください。心配にはおよびません。

過去に戻って、きちがいヘビメタ騒音なしでやり直したい。設定を変えてやり直したい。

用語解説:ヘビメタというのは、ヘビーメタルという音楽の分野を表す略語です。甲高い金属音と、超重低音が特徴となるクソうるさい音楽です。僕からみると、とても「音楽」と呼べるようなものではありません。本当に、特撮に出てくる「音」攻撃系の、音波です。あれはひどい。