こころが、みにくいひとがたくさんいた。そいつらが、みんな、ヘビメタ騒音のことを、うたがうのだ。そいつらが、みんな、そいつらのへんな解釈で、ヘビメタ騒音の話をゆがめてしまう。そいつらの常識だと、きちがい兄貴の話は、へんな話なのである。だから、俺が嘘を言っていると思うやつらだ。こいつらのこころは、みににく、ゆがんでいる。
こいつらの反応自体が、こいつらが経験したことがない、いやなことのひとつだ。ヘビメタ騒音で、いやなことをいっぱい経験したけど、こいつらの解釈、こいつらのゆがんだ意地悪も、ヘビメタ騒音自体がもたらした、いやなことのひとつだ。ふたつ、みっつかもしれないけど、ひとつだ。ようするに、ヘビメタ騒音で、ほかの人が経験しないタイプのいやなことを、経験してしまうのである。ほかの人が経験しないこと……。ほかの人が、「俺だって苦労した」というなかに、きちがい家族の行為によって、自分がほかの人から誤解をされるということがはいっていない。そして、こいつらは、普通に、誤解をする。誤解をしてくる。こいつらに、ヘビメタ騒音やきちがい兄貴の性格について説明しても、こいつらは、信じない。それこそ、へんな解釈をする。俺が嘘つきだとか、あれだとか、これだとかという解釈だ。この解釈はまちがっているけど、こいつらの頭のなかには、たしかにある。
だから、まあ、きちがい兄貴のきちがいの度合いや性質が、ものすごくかわっているので、ぼくが、きちがいだと思われてしまうのだ。これは、親父のことでもおなじなんだよ。そして、きちがいヘビメタがはじまったときの、きちがい兄貴に対する、親父の態度だって、普通の常識で考えれば、へんな態度なんだよ。ありえない態度なんだよ。だから、こいつらは、普通に、俺が嘘を言っていると思ってしまう。俺が、作り話をしていると思ってしまう。俺が、自分の「作り話」に気がついている場合は、嘘つきで、俺が、自分の「作り話」に気がついていない場合は、精神異常者だということに(あいつらのなかでは)なる。あいつらがそう考えるという話だ。これだって、日本語能力がないやつは、「俺が自分(俺自身)のことを、嘘つきで、精神異常者だと言った」と解釈してしまう。ほんとうに、迷惑な話だな。
きちがいヘビメタで、学歴をうしなったけど、うしなったのは学歴だけじゃない。「そんなのは、へんだ」「嘘に違いがない」と思う、低俗なやつらが……こころがみにくいやつらが……こころがみにくい解釈をしてしまうのだ。こころがみにくい解釈は、そいつらの、こころに対応していると思うけどなぁ。