ヘビメタ騒音生活で、どれだけボロボロになるか、わかってない人たちが「そんなのは関係がない」と言っている世界なんだよ。
ヘビメタ騒音で、どれだけボロボロになるかわかっている人が、この世で、ぼくしかいない。体験的にわかっているのはぼくしかいない。きちがい兄貴の態度について、ほんとうに理解しているのはぼくしかいない。きちがい親父の態度について理解しているのは、ぼくしかいない。
ともかく、『一・対・多』なんだよ。あるいは、『少数派・対・多数派』なんだよ。多数派はつねに、無理解なことを言う。そして、無理解なことを言っているということを、無視している。
それならば、形式的には、きちがい兄貴とおなじになってしまう。これがまた、地獄なんだよな。形式的には、と書いたのは、本質的には、きちがい兄貴の無視と、多数派の無視はちがうからだ。けど、形式的に、似てしまう。
あくまでも、形式的に似ているだけで、本質はちがう。しくみもちがう。程度もちがう。
けど、形式的には似てしまう。そうなると、たとえば、「形式的には似てしまう」と書くと、一般の人……ヘビメタ騒音の原因にならなかった人が……兄貴ではない人が……「俺とそんなやつをいっしょにするな」「わたしとそんな人をいっしょにしているわけ?」と思うわけだ。
「似ていると言われて、なんか、不愉快だ」と思ってしまう。「こいつは、そんなろくでもない兄貴と、このわたしが似ているというのか」と思ってしまう。多数派の人が、ヘビメタ騒音に理解がないのは……本質的に理解できないのは……ただ単に、経験がないからだ。
これと、きちがい兄貴の無理解は、本質的にちがう。本人がやってることを無視している問うことだから、しくみがちがう。おなじじゃない。けど、経験的に知らないということは、それに関して、軽視するわけだから、こっちがわ(俺)に対して言ってくることが、形式的には似てしまうのである。
言ってること、わかるかな?
きちがい的な意地でやっている人が、基地会的な意地でやっているということを、きちがい的な意地で認めない……。こんなのは、普通の人ではありえない。普通の人……ようするに、多数派だ。それこそ、きちがい兄貴ひとりと、ほかの人全員というようなことが成り立ってしまう。けど、きちがい親父がいるので、同種のきちがいがいると思う。なので、少人数体、善人るぐらいの差で、人数がちがう。
きちがいヘビメタの影響を認めず「職業に貴賤はない」「どんなことだって、できると言えばできる。できないなんて言うのは、あまえだ」「人間は働くべきだ」というようなことを言ったやつがいる。
けど、そいつが老化して働けなくなったら、今度は「もう、老化して働けない」と言い出すのだ。
老化はそいつにとって、働けなくなる(じゅうぶんな)理由だ。働かなくてもいい(じゅうぶんな)理由だ。ところが、ヘビメタ騒音は、「働けなくなる(じゅうぶんな)理由」じゃないのだ。
「腰が痛いから働けない」……。「体が思うように動かないからできない」「腰が痛いから、そういう仕事はできない」……。
「こんなのは、あまえ。老化しても、人間は働くべきだから働け。腰が痛いだと。腰が痛くてもできる仕事をすればいいじゃないか。腰が痛いから働けないなんて言うのは、あまえ。あれができない、これができないなんていうのは、あまえ。職業に貴賤はない。どんなことだって、できると言えばできる。できないなんて言うのは、あまえだ」……。こう言ってやりたいね。
「職業に貴賤はない」「どんなことだって、できると言えばできる。できないなんて言うのは、あまえだ」「人間は働くべきだ」……。こんなことを、そいつは、むかし言ってたんだぞ。
だいたい、言霊が正しいなら、「老化しない」と言えば、老化しないんだよ。
「自分は老化しない」「自分は三秒で、三〇歳分若返る」と言えばいいじゃないか。
「自分は二〇歳のからだを維持できる」と言えばいいじゃないか。
言ったことが、現実化するんだろ。言ったことが、現実になるんだろ。だったら、言えばいいじゃないか。
なんで言わないの?
「自分は、不老不死だ」と言えば、歳をとることもないし、死ぬこともないんだよ。
なんで言わないの?
言ったことが現実するんでしょ。言ったことが現実になるんでしょ。言えば、いいじゃない。「一瞬で、若いからだになる」と言えば、一瞬で若いからだになるのだから、そう、言えばいい。「言えばそうなるのに、言わない」「言わないからダメなんだ」「できないなんて言うのは、あまえだ」「できると言えば、できる」……。
ちがうの?
人には、言霊思考にもとづいた「でたらめなこと」をおしつけて、実際に自分が老化したら、「老化したからできない」と言い出す……。こんなやつは、ばかりだ……。
ヘビメタ騒音は、老化よりずっとつらいことなんぞだ。ヘビメタ騒音が与える影響は、老化が与える影響よりずっとでかいことなんだぞ。ヘビメタ騒音のほうが、老化よりずっとずっとずっとずっと、でかい影響をあたえる。
それなのになんだ?
老化は、だれでも理解しやすいことだ。だから、「老化すれば、だれもがこうなる」ということがイメージできる。ヘビメタ騒音は、理解しにくいことだ。ぼく以外だれも理解できないことだ。だから、「ヘビメタ騒音にやられると、だれもがこうなる」ということが理解できない。
それだけのちがいなのに……。
俺が「なめられたこと」を言われる。単純な多数派が、言霊的なことを言ってくる。無理難題を吹っ掛けてくる。ヘビメタ騒音にやられたからだをもつ俺には、無理難題なんだよ。無理難題を俺に吹っ掛けてくるやつは、自分がきちがいヘビメタにやられなかったから、普通のからだを維持できただけだろ。それが、そんなにえらいのか?
やられなかったから、普通のからだを維持できた……それが、俺に対して、えらそうなことを言える権利になるとでも言うのか?
なにが「そんなの関係ない」だ。
自分が老化したら、自分の老化は、関係があることになってしまう。自分が老化したら、働けないのはあたりまえ。エイリがヘビメタ騒音で働けないというのは、認めない。ヘビメタ騒音で働けなくなるということは、認めない。
こういう、単純なバカが、えらそうなことを言ってくる。きちがいヘビメタにやられると、そういう立場に追い込まれる。一日でも、きちがいヘビメタ騒音生活がどれだけたいへんか、わかってないやつに、えらそうなことを言われるようになる。根源は?
根源は、きちがいヘビメタ騒音だ。きちがい兄貴のきちがい的な感覚だ。きちがい兄貴のきちがい的な感覚が、両者に「そのちがい」をもたらした。両者というのは……きちがいヘビメタ騒音にやられた俺と、ヘビメタ騒音にやられてない(俺以外)人類だ。
* * *
はぁ~~? 老化したから働けないだとぉ??
はぁ~~? なんですか? それ??
人間は働くべきだから働け!
老化したから働けないなんていうのは、あまえだ!!
あまえるな!! 働け!!! 働け!!!
あまえるな!!!
できないと言うから、できないんだ!!
できると言えば、できる!!!
働け!! 働け!!!