2018年5月24日木曜日

そういうふうに、「なめられる」

いま、幼稚園できーー、ぎゃーーーと奇声をあげている子供が三〇人ぐらいいる。けど、ぼくはもちろん、作業ができる。気違いヘビメタ騒音下では、作業はできない。気違いヘビメタ騒音下での作業ってどういうもんだと思っているんだよ?



これ、気違い兄貴も他の人もわからないんだよな。これを経験したのは僕だけだから、ぼくにしかわからない。ちなみに、幼稚園の子供の絶叫に関しては、ここ一年まで、まったく気にならなかった。最近になって気になるようになった。



ともかく、きちがいヘビメタ騒音が鳴る前、幼稚園はずっと、いまのようにうるさかったし、気違い兄貴のフォークギターにも、居間のテレビの音にも文句を言ってない。



気違い兄貴の部屋にあったむかしのステレオで(レコードを聴く)ことにはずっと文句を言ってなかった。気違いヘビメタ騒音が異常にデカイ音だから問題になった。むかしあったステレオでヘビメタを鳴らすなら、問題はなかった。



あのステレオだと音が割れずに出る音が、だいたい、居間のテレビとおなじだからだ。



気違い兄貴が、考えられないような非常識なデカイ音でヘビメタを鳴らすように鳴ったから問題が生じた。これが、わかってないんだよな。気違い兄貴は、むかしのステレオの音も、ヘビメタノ音もおなじだと思っている。



これは、完全に耳がおかしい。いま、兄貴が住んでいるマンションで、兄貴はヘビメタをかつての音で鳴らすことができないのだから、気違い兄貴は、自分がどれだけデカイ音で鳴らしていたか、無意識的には知っているはずだ。意識的には、むかしのステレオで鳴らしていた音もヘビメタの音もおなじだと思っている。ヘビメタの音とフォークギターの音がおなじだと思っている。



これがおかしいんだよ。自分がデカイデカイ音で鳴らしたいから、そういうふうに決めてしまった。これは、気違い親父に「このハンダゴテは使えない」とどれだけちゃんと説明しても、まったくわからなくなるのとおなじだ。(親父は)絶対に、命がけで、使えないということを認めない。



だから、それで押し通す。兄貴もおなじだ。自分がデカイデカイ音で鳴らしたいので、デカイデカイ音だということを認めない。最初から決まっている。認めないとなったら認めない。認めなければ、気違い兄貴のなかでは、デカイ音じゃないのである。「こんなの普通の音だ」と思っている。気違いだから、そうやって、親父とおなじように、自分の思いを押し通すことができる。



一度決めたら、一五年間にわたって毎日何十万回も、「デカイ音だ」ということを(こっち)が言っても、気違い兄貴は、認めないで、そのデカイ音で鳴らしきる。最初に決めたら、どれだけなにを言われても、気がつかない状態になる。



これも、親父とおなじなんだよ。



これが、気違いの壁なんだよ。そうするとどうなるか? 気違い兄貴が、親父にどれだけちゃんと説明しても、親父がわからなかったように、こっちがどれだけちゃんと説明しても、気違い兄貴はわからないということになる。



で、世間の人は、そういう人がいるということがわかってないので、「ちゃんと説明しないからだめなんだ」と、「うち」なかでやられている側が思われるということになる。



世間のほうだって、世間のほうで、決めつけがある。「そんなにデカイ音で鳴らせるわけがない」「そんなにデカイ音で鳴らしているのに親が注意をしないというのはおかしい」という常識的な感覚がある。そういう常識的な感覚がある人は、ちゃんと言わないからだめなんだと考える。



自分だったら、ちゃんと説明して「わからせることができる」のに、(エイリは)ちゃんと説明することができないから、だめなんだと思う。そういうふうに、「なめられる」。「問題解決能力がない」「説明能力がない」と思われる。気違いの壁に対面したことがない人がそういうふうに勝手な解釈をする。「俺はそんなんじゃない」「俺は、ちゃんと説明できるから(そんな問題はちゃんとかいけつすることかできる)」「俺すげー」と思ってしまうやつも少なからずいる。



しかも、ヘビメタ騒音は実際の生活態度と実際の学業成績に影響を与える。なんてたって、ほんとうに、ずっと、爆音で鳴っている。あんなので、勉強ができるはずがない。一〇〇万人中一〇〇万人が勉強することができなくなる。「どれだけ騒音が鳴ってたって、俺は勉強ができる。俺すげー」と思うやつもいるのだろう。

けど、それは、空想だろ。俺の部屋で気違い兄貴のヘビメタ騒音を聞いたわけじゃない。聞かされたわけじゃない。気違いヘビメタ騒音かで何千日も勉強したわけじゃない。一〇分なら、張り詰めた気持ちで勉強することができるかもしれない。けど、効率は悪いだろうけどな。その一〇分でおぼえたことは、気違いヘビメタ騒音のなかで、消散する。



だいたい、学校から帰ってきたあと約七時間気違いヘビメタ騒音にさらされるということがわかってない。これ、ほんとうに考えるのと経験するのとでは違う。考えるというのはだいたいこういうことなんだろうなと空想することだ。これと、実際に経験した場合の感覚が違うということは、よくある。世の中には、違う場合とだいたいおなじである場合がある。考えたことと経験した場合の感覚がだいたいおなじようなものだってある。



けど、気違いヘビメタ騒音の場合は、ぜんぜん違う方に属する。考えたのと経験したのとではまるで違う。俺の話を聞いて、そういうことがあったんだなと思う人は、考えただけだ。その人たちが勝手に空想で決めつけたものと、現実は違う。経験の総体は違う。けど、それは、経験した人じゃないとわからない。ヘビメタ騒音障害を不当に低く見積もられるということがあるんだよな。

ともかく、うちのなかに気違い的な人がいて、その人が意地を張って、なんかのことをやった場合、世間の人からやられた人が悪く言われるということがよくあるんだよ。そういうしくみがある。けど、気違い的な家族がいない人は、そこのところが、とことんわかってない。とことんわかってないのは、しあわせだと思う。わかっているひとは不幸だ。わかることができる人は不幸だと思う。そんなの、わからないほうがどれだけ幸福かわからない。




わかっていただけるかたに感謝しております。ありがとう~~ございます~~

自分の身のまわりを良い言葉で満たしたい人は、是非そうしてください~
人に優しい言葉をかけたい人は、是非そうしてください。
自分の思いは現実化すると信じている人は是非信じて、現実化してください
(ぼくが)こういうことを否定しているととらえている人がいるみたいだけど、ぼくが言っていることはそういうことじゃない。●●ではない人のことをもっと考えましょうということです。思いやりがあるのとないのはちがう。全体思考だと、かならず、こぼれる人が出てくる。こぼれる人に対する配慮は、事前に考えておくべきことだということを言いたいのです。それから、ぼくにとって「言霊」というのは、議論の対象、考察の対象であって、信仰の対象ではありません。なので、「言霊について議論しましょう」と言っているわけで、「言霊を信仰するな」と言っているわけではないのです。ここらへんの違いについて注目してください。刮目。刮目。


●ヘビメタ騒音というのは

ヘビメタ騒音というのは、ヘビーメタル騒音という意味です。ヘビーメタルというのは、甲高い金属音と重低音が特徴となるロックの一種です。
兄がヘビーメタルにこって、一日中、どでかい音で鳴らすようになったというのが、僕が引きこもらざるを得なかった直接の理由です。本当は、ヘビメタ騒音のことは書かずに、一般論だけを書くつもりでしたが、そういうわけにもいかず、いろいろなところで、ヘビメタ騒音の話が出てきます。


あの生活はない。この人生はない。
時間は無限ではなかった。とくに若いときの時間は。

俺の小説には思想的な意味がある。俺の小説には心理学的な意味がある。だれも語りえなかったことについて、語る

日付のない日記型小説(散文)・手記的な小説・究極のネガティブ苦悩爆発文学 1、2、3、4、5、6、7、8、9、10ともほぼ同じことが書いてあるので、人間界の苦悩について興味がない人は読まないでください!!!!!

「騒音生活」「騒音生活が与える性格・人生への影響」「言いがたい家族」「困った人間の心理」「変な頑固さ」「平気で嘘をつく人(嘘を言っているのに嘘を言っているつもりがない人)」「自分勝手な脳内変換」「どれだけ言ってもなにも伝わらない人の心理的なしくみ・態度・おいたち」について興味がない人は読まないでください!!!

各巻は同じ主題を扱ったバリエーション(変奏曲)のようなものだと思ってください。

ぼくはまけない

「地下室の手記」ならぬ「騒音室の手記」だから、手記的な小説です。普通の主人公や脇役がいっぱい出てくる小説を期待している人は、読まないほうがいいです。そういう小説ではありません。

サイコパスが含まれるタイトルに関しては本当は納得してない。あんまり好きじゃない。けど、ある単語を使うと出版自体があやういので、しかたがなく、サイコパスという単語を使っている。サイコパスとつければ受けるとでも思ったのか?というような感想を持つ人もいるかもしれないけど、そういうことではない。

認識がズレている親にやられたこどもが住んでいる世界というのはちがう。



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死にたいというのは、より良く生きたいということです。ぼくが「死にたい」と書いた場合、「より良く生きたい」と言っているのだなと、読み替えてください。心配にはおよびません。

過去に戻って、きちがいヘビメタ騒音なしでやり直したい。設定を変えてやり直したい。

用語解説:ヘビメタというのは、ヘビーメタルという音楽の分野を表す略語です。甲高い金属音と、超重低音が特徴となるクソうるさい音楽です。僕からみると、とても「音楽」と呼べるようなものではありません。本当に、特撮に出てくる「音」攻撃系の、音波です。あれはひどい。