一日、勉強を邪魔される怒りが、並じゃないのである。
あの、時間の連続。
きちがい兄貴は、きちがいだから、ほんとうにまったく気にしていない。ぜんぜん、迷惑をかけているつもりがないのである。
これ、迷惑なんて、弱弱しいものではなくて、人の人生を破壊するために、つねに、攻撃をしかけているのとおなじだ。音攻撃をしかけて、俺の体を破壊するつもりでいるのおなじだ。
そういう効果がある。
ところが、本人は……きちがい兄貴本人は、なにもやっているつもりがないのである。
で、これが、「うちで」成り立っていることだから、学校に行ったら、「関係がないこと」なのである。
ところが、朝から関係があり、遅刻をしたり、宿題を忘れたり、忘れ物が多かったり、おこりやすかったりと、いろいろなことが発生してしまうのである。
通っている学校だけではなくて、ようするに、外であっている人たちには、一切合切関係がないことなのである。
ところが、ぼくの体は、きちがいヘビメタで汚染されている状態なのである。身も心も、毎日のヘビメタ騒音でズタボロなのである。
しかし、しかし、ほかの人たちにとっては関係がないことなのである。でっ、ほかの人たちは、経験がないのに……あるいは、経験がないから「そんなの、関係ない」と言うのである。あるいは、「そんなのは、嘘だ」と言うのである。
「話がおかしいから嘘だ」と思ったやつの俺に対する態度がひどいのである。俺のヘビメタ騒音の話が嘘だ」と勝手に確信している状態なのである。
嘘なら、嘘を言うつもりで嘘を言っているか、あるいは、嘘だと思っていない状態で嘘を言っているということになる。
こいつらの世界では、俺がそういう病人に見えてしまうのである。
じつは、きちがい兄貴が、ほかの人が考えられないような感覚で、ずっと鳴らしている。こいつ……きちがい兄貴の感覚というのは、ほかの人には理解できない。
でっ、きちがい兄貴自体が、自分がやっていることがまったくわかっていない状態なのである。
これが、俺をおいつめる。
おいつめた。
どれだけなにを言ったって、ほかの人には、きちがいヘビメタ騒音の「影響のでかさ」がわからない。ほんとうに、人生全部が台無しになるようなことなのに、「そんなのは関係がない」と言いやがる。「そんなのは、嘘だ」と言いやがる。