たとえば、「引き寄せ」という考え方をはやらせるために、嘘を言うことを考えてみよう。ほんとうは、カネ持ちになっていないけど、カネ持ちになったという話をすることで、おカネを儲けるということだ。
カネ持ちのカネは、だいたい、一〇億円ぐらいだとしておく。もっと高くてもいい。
しかし、現実世界には条件がある。個々人が抱えている条件がある。その条件は、実際には、結果に、ものすごい影響をあたえる。
けど、条件だけは、絶対に、認識させてはならないというルールがあるとする。
どうして、そういうルールがあるのかというと、引き寄せという考え方をはやらせる、もとの目的が、条件に目を向けさせないようにするという目的だからだ。
条件に目を向けさせないようにするために、「引き寄せ」という考え方をはやらせるのである。
Aさんは、引き寄せという考えたをはやらせて、現実の格差に目を向けさせないようにしたい人だとする。Bさんは、YouTube動画を作っている人だとする。Bさんが、ほかの人にシナリオを書かせるという場合もあるけど、今回は、Bさんが自分でシナリオを書くとする。
Bさんに実際に入ってくるおカネは、一万円ぐらいだとする。Bさんは、何本も動画作成を請け負っていて、月に二〇万円ぐらいかせげるとする。実際には、月収で考えると、だいたい、二〇万円ぐらいしか稼げないBさんが、「一〇億円引き寄せた」という話を、でっちあげるのだ。
依頼された一万円というカネのために、「一〇億円引き寄せた」という動画を作る。
だから、Bさんは、実は、一〇億円稼いだような人じゃない。
そういう資産家ではないわけだ。
話の設定としては、ぜんぜん稼げないサラリーマンの自分が、引き寄せを実践したら、一〇億円稼げるようになったという設定だ。
ただ単に、「すでに、一〇億円ある自分を、リアルに想像すること」が実践する内容だ。
だから、すでに、一〇億円引き寄せた自分を想像することで、ほんとうに一〇億円を引き寄せることができたという話の内容になる。
そして、肝心なのは、「信じるか信じないかはあなた次第だ」というスタンスをとることだ。
これは、けっこう重要だ。
たとえば、Cさんという人がいたとする。この人は、高卒で働いていたこともあるけど、今は無職の人間だとする。Cさんは、就職氷河期世代で、最初から非正規労働者だった人だ。
そのCさんが、一〇億円を引き寄せる話を聴いたとする。やることは「すでに、一〇億円ある自分を、リアルに想像すること」だけなので、自分でもできそうだと思う。
いっぽう、「そんなことをしても、一〇億円を引き寄せることができないのではないか」という疑いがあったとする。Cさんの胸のうちに、そういう疑いがあったとする。
その場合、その疑いが、実際に一〇億円を引き寄せられない原因だと、言われてしまうのだ。
もちろん、Cさんが「すでに、一〇億円ある自分を、リアルに想像すること」で、一〇億円を手に入れることができるのであれば、問題はない。
けど、「すでに、一〇億円ある自分を、リアルに想像すること」で、一〇億円を手に入れることができなかったとする。その場合、「自分には無理だと、どこかで思っているから、ダメなんだ」と言われるスキができてしまう。
「不安」があると、「引き寄せることができない」ということになると、最初に言っていた、「リアルに想像するだけで、引き寄せることができる」ということは、なんなんだということになる。
意識にのぼった「不安」だけではなくて、「潜在意識で拒否している」ということが問題になる。
これは、一〇億円を引き寄せることができなかった理由として考えられることだ。……その人たちの話のなかでは、理由として考えられることだ。「無意識で拒否しているので、一〇億円を引き寄せることができなかった」というとになる。
けど、これも、「リアルに想像するだけで、引き寄せることができる」という話は、どうなっているんだということになる。
ようするに、条件を無視して、確率が低いことを思い浮かべると、どれだけうまく思い浮かべても、思い浮かべるだけでは、引き寄せることができないという現実がある。
けど、「引き寄せができなかった理由は、潜在意識で拒否しているからなんだ」ということになってしまう。わかるかな?
ぼくの言い方だと、「あとだし詐欺」なのだ。
「リアルに想像すれば、引き寄せることができる」という作り話をした場合、(その作り話のなかでは)リアルに想像をすれば、引き寄せることができることになるのである。
けど、現実世界では、条件が悪いと、引き寄せることができない。
まあ、この言い方には、いろいろと問題があるのだけど、いろいろな問題はスルーする。ともかく、現実世界には条件があるので、確率の低いことは起こりにくい。
だから、「どれだけリアルに想像しても、リアルに想像した内容が現実化しない」場合がある。ようするに、リアルに想像しても、引き寄せることができない場合がある。
けど、「リアルに想像すれば、引き寄せることかできる」という話のなかでは、リアルに想像すれば一〇〇%の確率で、引き寄せることができるということになっているのである。
ここでも、「一〇〇%詐欺」が成り立っている。一〇〇%詐欺については、言霊のところで説明したので省略する。
そして、実際に、「リアルに想像しても、引き寄せることができない場合がある」のだけど、そういうことが発生した場合、引き寄せ詐欺師は「潜在意識で否定しているから引き寄せることができなかったんだ」と言うわけ。
けど、潜在意識なんて関係なく「リアルに想像すれば、一〇〇%の確率で引き寄せることができる」というのがもともとの話だったんだよ。
だから、言っていることが、ちがうということになる。
最初に言っていることと、潜在意識なるものについて語りだしたときは、言っていることの内容がちがうのである。
だから、潜在意識なるものが関係しているなら、最初から「潜在意識が否定していないのなら、リアルに想像すれば一〇〇%の確率で引き寄せることができる」と言ういうべきなんだよ。
けど、潜在意識が肯定しているとか、潜在意識が否定しているということは、「潜在意識が肯定しているか肯定してないか」ということについて、最初から言うことになる。
これは、条件が付いてしまうということだ。潜在意識という条件が付いてしまうので、一〇〇%詐欺がしにくくなってしまうのである。
そして、あとで、あとだし詐欺をするので最初に……あとだしの話をすることは、詐欺を働くうえで非常にまずいことなのである。
だから、最初は「XをすればYになる」という文型におさまる言い方になる。
これは、一〇〇%確率でそうなるということを言っているのだけど、実際には、一〇〇%の確率でそうなるわけではないので、最初から嘘を言っている。
けど、一〇〇%詐欺には気がつきにくいのである。「Xをすれば、Yになる」という文と、「Xをすれば、一〇〇%の確率でYになる」という文は、意味的に等価なのだけど、意味的に等価であるということに、気がつく人がすくない。説明しても、わからないやつまでいる。
ちなみに、「リアルに想像すれば、引き寄せができる」という文は、「一〇〇%のリアルに想像したことを、一〇〇%の確率で、引き寄せることができる」という文と意味的に等価なのである。想像するという全体集合を考えた場合、ある想像は引き寄せることができないけど、ある想像は引き寄せることができるということを言ってないのである。
「一〇〇%のリアルに想像したことを、引き寄せることができる」という文と「想像したことのうち、あるものは引き寄せることができるけど、あるものは引き寄せることができない」という文は、意味的に等価ではないのである。
想像するとする……。
一〇個のことを想像したとする。その場合、五個のことは非寄せることができるけど、五個のことは引き寄せることができないということはないんだよ。
文字通りに理解すれば、一〇のことを想像したら、一〇個のことが引き寄せられるのである。想像してしまったら、想像した内容は、どんな内容でも、引き寄せることができるのである。
あることは引き寄せられないけど、別のあることは引き寄せられるということではないんだよ。
最初は……一〇個のことを想像してしまったら、その一〇個のことが引き寄せられてしまうということを言っているんだよ。一〇〇%なんだよ。想像した内容をすべて引き寄せることができるという意味で「一〇〇%詐欺」が成り立っている。
つまり、一〇〇%の想像した内容を、一〇〇%の確率で引き寄せることかできるという意味になる。
けど、まあ、これは、さんざん説明してきたことだから、このくらいにする。読んでない人もいるかと思って、いちおう、説明しておいた。
まず、「XをすればYになる」という文型で、「一〇〇%の想像した内容」が「一〇〇%の確率」で発生するという、二重の一〇〇%詐欺をおこなっている。
そして、実際には、一〇〇%の内容が一〇〇%の確率で発生することがないので……後出しで「潜在意識」が出てくることになる。
この……「潜在意識でほんとうに思ってないとだめだ」……というのは、「あとだし詐欺」の部分なのである。
「リアルに一〇個のことを思い浮かべたら」思い浮かべただけで、すべて引き寄せることができるのである。そのように言っているのである。
けど、実際には、そうならない場合があるので、そのときに「潜在意識」ということを言って、話をそらす。ようするに、詐欺的な行為をおこなう。
「不安」というのもおなじだ。「不安があるからダメなんだ」というこことをあとだしで言うわけ。けど、最初は……「不安があろうとリアルに一〇個のことを思い浮かべたら、思い浮かべただけで、一〇個すべてを引き寄せることができる」ということを言っているのである。
* * *
現在、なんとかweb系の仕事で食べています。このブログで扱う問題は「この世とはなにか」「人生とはなにか」「人間とはなにか」「強迫神経症の原因と解決法」「うつ病の原因と寄り添う方法」「家族の問題」などについてです。
2025年2月18日火曜日
「引き寄せ」という考え方をはやらせるために、嘘を言うことを考えてみよう(1)
毒チンについて参考となるサイト
https://note.com/akaihiguma/
https://ameblo.jp/sunamerio/
ワクチンをうけてしまった人は、なるべくはやく、イベル〇クチンや5-ALAやN-アセチルグルコサミンなどを飲んで解毒したほうがいいと思う。ニセモノのイベル〇クチンには気をつけください。味噌汁、納豆、甘酒、緑茶、みかん、バナナなど、なじみの食品も食べたほうがいい。味噌汁は、減塩ではなくて、従来の製法で作ったものがいい。麹味噌とかいいんじゃないかな。緑茶はペットボトルのものは、酸化防止剤が入っているのでよくない。ちゃんとお茶を淹れて飲んだほうがいい。
自分の身のまわりを良い言葉で満たしたい人は、是非そうしてください~
人に優しい言葉をかけたい人は、是非そうしてください。
自分の思いは現実化すると信じている人は是非信じて、現実化してください
(ぼくが)こういうことを否定しているととらえている人がいるみたいだけど、ぼくが言っていることはそういうことじゃない。●●ではない人のことをもっと考えましょうということです。思いやりがあるのとないのはちがう。全体思考だと、かならず、こぼれる人が出てくる。こぼれる人に対する配慮は、事前に考えておくべきことだということを言いたいのです。それから、ぼくにとって「言霊」というのは、議論の対象、考察の対象であって、信仰の対象ではありません。なので、「言霊について議論しましょう」と言っているわけで、「言霊を信仰するな」と言っているわけではないのです。ここらへんの違いについて注目してください。刮目。刮目。
●ヘビメタ騒音というのは
ヘビメタ騒音というのは、ヘビーメタル騒音という意味です。ヘビーメタルというのは、甲高い金属音と重低音が特徴となるロックの一種です。
兄がヘビーメタルにこって、一日中、どでかい音で鳴らすようになったというのが、僕が引きこもらざるを得なかった直接の理由です。本当は、ヘビメタ騒音のことは書かずに、一般論だけを書くつもりでしたが、そういうわけにもいかず、いろいろなところで、ヘビメタ騒音の話が出てきます。
あの生活はない。この人生はない。
時間は無限ではなかった。とくに若いときの時間は。
俺の小説には思想的な意味がある。俺の小説には心理学的な意味がある。だれも語りえなかったことについて、語る
日付のない日記型小説(散文)・手記的な小説・究極のネガティブ苦悩爆発文学 1、2、3、4、5、6、7、8、9、10ともほぼ同じことが書いてあるので、人間界の苦悩について興味がない人は読まないでください!!!!!
「騒音生活」「騒音生活が与える性格・人生への影響」「言いがたい家族」「困った人間の心理」「変な頑固さ」「平気で嘘をつく人(嘘を言っているのに嘘を言っているつもりがない人)」「自分勝手な脳内変換」「どれだけ言ってもなにも伝わらない人の心理的なしくみ・態度・おいたち」について興味がない人は読まないでください!!!
各巻は同じ主題を扱ったバリエーション(変奏曲)のようなものだと思ってください。
ぼくはまけない
「地下室の手記」ならぬ「騒音室の手記」だから、手記的な小説です。普通の主人公や脇役がいっぱい出てくる小説を期待している人は、読まないほうがいいです。そういう小説ではありません。
サイコパスが含まれるタイトルに関しては本当は納得してない。あんまり好きじゃない。けど、ある単語を使うと出版自体があやういので、しかたがなく、サイコパスという単語を使っている。サイコパスとつければ受けるとでも思ったのか?というような感想を持つ人もいるかもしれないけど、そういうことではない。
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