『時間的な接近』についてちょっと書いておく。
たとえば、Bさんは、毎日、掃除をしていたとする。Bさんは『掃除をするといいことがある』と思っていたとする。Bさんは、『掃除をすることで、いいことを引き寄せることができる』と思っていたとする。
たとえば、六月一日に、掃除をしたけど、いいことがなかったとする。
そして、六月二日に、掃除をしたけど、いいことがなかったとする。六月三日に、掃除をしたけど、いいことがなかったとする。
六月四日に、掃除をしたけど、いいことがなかったとする。
六月五日に、掃除をしたけど、いいことがなかったとする。
六月六日に、掃除をしたけど、いいことがなかったとする。
六月七日に、掃除をしたら、いいことがあったとする。
その場合、六月七日の掃除が、いいことを引き起こしたということになる。Bさんのなかではそうなる。
しかし、たとえば、六月一日に、「儀式的な行為」である掃除をして、六月七日にいいことが起こったとする。その場合、六月二日から六月六日までは、「儀式的な行為」である掃除をしなかったので、六月二日、六月三日、六月四日、六月五日、六月六日、は、当然、原因として選ばれない。
一番、接近している「儀式的な行為」が「原因」として選ばれやすい。
「いつかかなう系の夢」に関しては、長い時間のロングパスが可能だ。「いつかかなう」と先送りにしてきた夢なので、どれだけ長い時間がかかっても、かなえばいいわけである。「いつかかなう」と思ったまま、死ぬ場合もあるだろう。
「いつかかなう夢」に関しては、儀式的な行為の目的は、「いつかかなう」という気持ちを支えるためにある。だから、すぐにかなわなくても、よいのである。