むなしーー。サラリーマンとして働くことに抵抗がある人は、セミリタイアすれば、それで問題が解決する。
体力的に、どうしても、普通に働くことができない人もいるだろう。
この人たちは、セミリタイアして、自分の時間を調節して働けば、それで問題が解決する。サラリーマン時代にどんなにつらい思いをしても、サラリーマンをやめてしまえば、それで、問題が解決する。サラリーマンとして、一日に八時間、週に五日間、働くのが無理だと思っている人の場合は、時間の調整ができる働き方をすれば、それで、とりあえず問題は、解決する。
ところが、ぼくは、ヘビメタ騒音の問題を抱えている。
そして、ヘビメタ騒音の結果、一日に八時間、週に五日間、働くことが無理な状態になっている。
だから、一日に八時間、週に五日間、働くのが無理だという点においては、サラリーマンとして働くことができない人と、おなじなのである。
けど、じゃあ、ぼくが、セミリタイアすれば、問題が解決するかというと、解決しない。どうしてかというと、ヘビメタ騒音の問題が残るからだ。
ぼくの場合、セミリタイアをしても、問題なんて、解決しないのである。
時間を決められると、死にたくなる問題も、ヘビメタ騒音の結果なのである。なので、バイトすら、できない。
それどころか、歯医者に行く予定が近づくと、やはり、死にたくなるのである。
あの気分になってしまう。
けど、じゃあ、ほんとうに死にたいかというと、そうではないのである。ただ単に、死にたくなるほど、憂鬱になるのである。
繰り返されてしまう。感情と、感覚が繰り返されてしまう。
記憶が……何千、何万、何十万という記憶が、繰り返されてしまう。
思い出されてしまう。感覚として(ヘビメタ騒音期間中の感覚が)思い出されてしまう。
だから、憂鬱になる。鬱になる。