説明をするのがめんどうだから、はしおるけど「そうですか」と言ったら、「せっかく、業界のことを話せると思ったのに、なんだ!!」と怒り狂ったやつがいたなぁ。メーリングリストというのがあって、通信制の大学のメーリングリストに登録していたわけなんだけど、俺は、そこで、ヘビメタ騒音のことを書き、基本無職だということを書いておいた。ところが、いろいろあって、ぼくがプログラマーだと勘違いした人が出てきたんだよ。これは、当時「あいから始まるーマ字入力」というサイトをつくっていたのだけど、そのウエブページの機能の一部をジャバスクリプトを使って、書いた。けど、俺はひとこともプロのプログラマーだとは言わなかったんだよ。あれは、ウエブサイトなのだけど、俺のことをプログラマーだと勘違いした人は、ウエブサイトをソフトウエアだと思ったんだよね。あれは、ウエブサイトなのだけど、タイピング練習ソフトに見える……ような気もする。でっ、いちいち、あれは、売り物にする予定だし、一部のプログラムは、たしかに、ぼくが書いたものなのだけど、職業的なプログラマーとして働いたことはないのだ。でっ、そういうことをちょっと説明しようと思ったのだけど、ずっと、何回もヘビメタ騒音にやられて無職だということは、そこに書いたことがあるので、いちいち、無職だということを、書かなかった。でっ、冒頭の「せっかく、業界のことを話せると思ったのに、なんだ!!」と怒り狂ったやつと、数人でオフ会をしたんだよ。とりあえず、「せっかく、業界のことを話せると思ったのに、なんだ!!」と怒り狂ったやつのことを、せっかく君と言っておこう。せっかく君は、数種類のミニプログラムがついている雑誌を出版している会社のプログラマーだった。これ、じつは、何冊か持っていた。これ、ちょっと、わからないようにはずして書いているんだけどさぁ。実際には、パッケージ商品なんだよね。まあ、そこらへんはともかくとして、せっかく君が、話したかったような業界話というのは、ぼくはできない。話をふられるのもいやだった。「これこれこういう会社で、あの雑誌をつくっていたんですよ」とせっかく君が言ったときに、「そうですか」とそっけなくこたえた。そうしたら、怒っちゃったんだよね。
ぼくが全体的に言いたいことは、ヘビメタ騒音が鳴ってなかったら、こんなことになってないということだ。これ、みんな、ヘビメタ騒音の妨害度や破壊度がわかってない。あれだけ、無職だと書いているのに、かさねて、無職だということがいやだった。きちがいヘビメタ騒音がなければ……きちがい兄貴が、あの時期に、きちがいヘビメタに凝りまくることがなかったら……ぼくは、絶対に、簡単に自己紹介できる職業についていた。学歴も職歴も、「こんなんですよ」と言える状態だったはずだ。これ、実際に、家族がしつこく鳴らしている騒音で人生が台なしになった人じゃないとわからないと思うけど、いーろーーんーーな、ところで、不愉快な思いをする。これ、みんな、ヘビメタ騒音のことを軽く見るから、俺がなんかさぼっているように見えるわけだけど、ちがうんだよね。ヘビメタ騒音で「なんだかわからない人」とになってしまったわけで、ヘビメタ騒音がなかったら、ちゃんと自己紹介ができる人間だったんだよ。
くわしく職歴を聴かれたらいやだなと思って、「そうですか」と言っただけなのに、そのひとことで、怒りまくっている。そのオフ会にきていた女の人が「そうですかって言っただけなのに」「プログラマーでも、期待していたような話ができるとは限らない」ということを言っていたのだけど、まさしく、その通りだ。