2023年5月28日日曜日

「コツコツ努力すれば、どれだけ条件が悪くても成功する」という話の裏側

  底辺労働者なのに、不動産投資で成功したという週刊誌の記事があったとする。まず、重要なのは、週刊誌にのるほど、レアなことだということだ。レアなのである。

たとえば、底辺労働者になっていた人……が、生まれの格差「下」の人だとする。そうすると、生まれの格差「下」の人でも、成功できるということになる。しかし、記事自体が嘘である可能性がある。だから、以下の話は、記事自体は嘘でないという前提で書く。

もし、記事自体が嘘でないならば、記事になるほどレアなのだから、たいていの人は、成功しないというのが、現実だ。

たとえば、生まれの格差「下」で成功する人が、一〇〇万人にひとりいるとする。その場合、九九万九九九九人は、成功しないということになる。九九万九九九九人は、だめな人だということになってしまうのである。

成功できるのに成功しないとしたら、それは、個人の素質の問題だ……ということになってしまうのである。成功できるのに失敗したのだから、失敗した人は、努力がたりなかったのだろう……ということになってしまうのである。生まれの格差「下」の人でも成功する人がいる……だから、生まれの格差と成功率は関係がないということになってしまう。

けど、この理論は、まちがっている。生まれの格差「下」一〇〇万人のうち、九九万九九九九人は、だめなのであれば、それは、生まれの格差「下」と、成功しないということには、強い相関関係があるということだ。生まれの格差と成功するかどうかは関係ない……なんてことは言えない。生まれの格差と成功率が関係ないとは言えない。むしろ、関係があると言える。強い相関関係があると言える。

「なにを言っているんだ?」という話だ。

そして、こういう記事には、「不動産勉強会のまるまるまるに入ったら、そこのみなさんはみんな成功していたので、自分も入って勉強したら成功した」というようなことが、ごく自然に記述されていたりする。

これは、不動産勉強会のまるまるまるの強力な宣伝になる。おカネがないから、おカネをもうけたいという人たちは、不動産勉強会のまるまるまるにたいへん強い興味をもってしまう。自分も、入って勉強したら、お金持ちになれるのではないかと空想してしまう。なれればいい。

けど、宣伝にはなっているということは、注目するべきだ。そして、そういうことに注目することができない人間は、あんまり投資にはむいてない人間だと、ぼくは思う。

こういう記事全体が不動産勉強会のまるまるまるの、ものすごくうまくできた宣伝になっているということは、いちおう、認識しておかなければならない。

だって、そうでしょ。もし、記事を読んだ人が不動産勉強会のまるまるまるにはいって勉強をしたいと思うなら、それは、そういう動機をあたえたということだ。宣伝としてよくできていると思うよ。

メディアというのは、DSメディアだ。こういう紹介記事はいくらでも書ける。成功話ひとつのうしろに、どれだけのしかばねが横たわっているか、わからない。こういうのも「コツコツ努力すれば、どれだけ条件が悪くても成功する」ということのひとつの例だ。ほんとうかどうかわからないけど、そういう例になる。

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付け足して言っておくと『そこのみなさんはみんな成功していたので……』というような文言を聞いたとき「おかしいな」と思うセンスが必要だ。『みんな成功している』……これは、どちらかと言えばおかしいことだ。時代が時代だから、みんな……不動産投資をした人は……だれもが成功するという場合はある。可能性はある。けど、確率は低い。猛烈に低い。『その会の人がみんな成功している』……これは、警戒するべき文章だ。可能性はあるのだから、否定はしないけど、たいへん確率が低いことがおこっているという認識は必要だね。さらっと聞いて、さらっと『そうなんだな』と思ったら、だめだめーー。

毒チンについて参考となるサイト
https://note.com/akaihiguma/
https://ameblo.jp/sunamerio/

ワクチンをうけてしまった人は、なるべくはやく、イベル〇クチンや5-ALAやN-アセチルグルコサミンなどを飲んで解毒したほうがいいと思う。ニセモノのイベル〇クチンには気をつけください。味噌汁、納豆、甘酒、緑茶、みかん、バナナなど、なじみの食品も食べたほうがいい。味噌汁は、減塩ではなくて、従来の製法で作ったものがいい。麹味噌とかいいんじゃないかな。緑茶はペットボトルのものは、酸化防止剤が入っているのでよくない。ちゃんとお茶を淹れて飲んだほうがいい。

わかっていただけるかたに感謝しております。ありがとう~~ございます~~

自分の身のまわりを良い言葉で満たしたい人は、是非そうしてください~
人に優しい言葉をかけたい人は、是非そうしてください。
自分の思いは現実化すると信じている人は是非信じて、現実化してください
(ぼくが)こういうことを否定しているととらえている人がいるみたいだけど、ぼくが言っていることはそういうことじゃない。●●ではない人のことをもっと考えましょうということです。思いやりがあるのとないのはちがう。全体思考だと、かならず、こぼれる人が出てくる。こぼれる人に対する配慮は、事前に考えておくべきことだということを言いたいのです。それから、ぼくにとって「言霊」というのは、議論の対象、考察の対象であって、信仰の対象ではありません。なので、「言霊について議論しましょう」と言っているわけで、「言霊を信仰するな」と言っているわけではないのです。ここらへんの違いについて注目してください。刮目。刮目。


●ヘビメタ騒音というのは

ヘビメタ騒音というのは、ヘビーメタル騒音という意味です。ヘビーメタルというのは、甲高い金属音と重低音が特徴となるロックの一種です。
兄がヘビーメタルにこって、一日中、どでかい音で鳴らすようになったというのが、僕が引きこもらざるを得なかった直接の理由です。本当は、ヘビメタ騒音のことは書かずに、一般論だけを書くつもりでしたが、そういうわけにもいかず、いろいろなところで、ヘビメタ騒音の話が出てきます。


あの生活はない。この人生はない。
時間は無限ではなかった。とくに若いときの時間は。

俺の小説には思想的な意味がある。俺の小説には心理学的な意味がある。だれも語りえなかったことについて、語る

日付のない日記型小説(散文)・手記的な小説・究極のネガティブ苦悩爆発文学 1、2、3、4、5、6、7、8、9、10ともほぼ同じことが書いてあるので、人間界の苦悩について興味がない人は読まないでください!!!!!

「騒音生活」「騒音生活が与える性格・人生への影響」「言いがたい家族」「困った人間の心理」「変な頑固さ」「平気で嘘をつく人(嘘を言っているのに嘘を言っているつもりがない人)」「自分勝手な脳内変換」「どれだけ言ってもなにも伝わらない人の心理的なしくみ・態度・おいたち」について興味がない人は読まないでください!!!

各巻は同じ主題を扱ったバリエーション(変奏曲)のようなものだと思ってください。

ぼくはまけない

「地下室の手記」ならぬ「騒音室の手記」だから、手記的な小説です。普通の主人公や脇役がいっぱい出てくる小説を期待している人は、読まないほうがいいです。そういう小説ではありません。

サイコパスが含まれるタイトルに関しては本当は納得してない。あんまり好きじゃない。けど、ある単語を使うと出版自体があやういので、しかたがなく、サイコパスという単語を使っている。サイコパスとつければ受けるとでも思ったのか?というような感想を持つ人もいるかもしれないけど、そういうことではない。

認識がズレている親にやられたこどもが住んでいる世界というのはちがう。



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死にたいというのは、より良く生きたいということです。ぼくが「死にたい」と書いた場合、「より良く生きたい」と言っているのだなと、読み替えてください。心配にはおよびません。

過去に戻って、きちがいヘビメタ騒音なしでやり直したい。設定を変えてやり直したい。

用語解説:ヘビメタというのは、ヘビーメタルという音楽の分野を表す略語です。甲高い金属音と、超重低音が特徴となるクソうるさい音楽です。僕からみると、とても「音楽」と呼べるようなものではありません。本当に、特撮に出てくる「音」攻撃系の、音波です。あれはひどい。