みんな、人生を俯瞰したようなことばかり、言いすぎる。ほんとうに、人生が終わったあとに言うべきことなんだぞ。しかも、他人の人生について……。けっきょく、きちがいヘビメタ騒音の毎日を経験してないから、そういうことが言える。基本、ヘビメタ騒音の影響を過小評価するやつは、ろくでもないやつだ。どれだけの影響を与えているか、わかってないだけ。自分が経験したら、……ほんとう、省略しないでその時間をずっと経験したしたら、わかる。けど、そうだとすると、そいつは、もう、いまのそいつではない。たとえば、こういう失敗にはこういう意味があったんだ……こういう苦痛にはこういう意味があったんだ……と自分の人生について言うのは、まったくかまわない。けど、他人の人生について、そういうことを言うのは、どうかと思う。やっていいことだとは思えない。けっきょく、そういうレベルのやつが、ヘビメタ騒音全体を軽いことだと考えて、「なめたくち」をきく。「そんなんじゃないのに」と思う。けど、ヘビメタ騒音の影響が自分のこととして、わからないのだから、どれだけ「そんなんじゃないのに」と言ってもむだだ。