ともかく、ダニとネズミでくるしい。大きな水ぶくれにならなかったけど、反対側の足にも、おなじようなのができていた。いままで、気がつかなかったほど、薄いのだけど、これに、ばい菌がはいると、水ぶくれができるような感じだ。これ、けっこう、俺にとってでかいことなんだよなぁ。どこでやられたかわからないというのも、でかい。たぶん、風呂場でやられたんじゃないかな。じつは、ゲロ騒動のまえから、足はかゆかった。やっぱり、ダニ系のかゆさだ。虫に刺された感じだ。けど、あんなにでかい水ぶくれにはならないんだよな。そして、さっき、ゴキブリが出た。も、う、いやだ。失敗した。ともかく、もっと早くに引っ越すべきだった。どうしても、きちがい親父のことでつかれていたんだよなぁ。ネズミ対策工事はすぐに終わるはずだった。終わったら、もう、ネズミは出てこないはずだった。はずっだった。
基本、ヘビメタ騒音で、ぼくの体力はないのである。これで、このまま、虫やダニにさされる生活をしていたら、死ぬ。死ぬ。感染症になる。
きちがい親父が、きちがい行為をして、ネズミを餌付けしてしまうから、こうなっている。この家にいたのは、長期騒音の影響なのである。
そして、シェディングが本格的に始まってしまった。
風呂に入るのが、かけだなぁ。シャワーですますか。シャワーもなぁ。
ほんとうに、親父のネズミや、親父のダニで、ぼくは死ぬかもしれない。いままででも、相当に被害をうけている。もう、こんな生活はいやだ。
きちがいヘビメタ騒音で、必然的に孤独になるのである。そりゃ、一五年間も続けばそうなる。みんな、きちがいヘビメタ騒音のことを、たいした騒音じゃないみたいに考えているのだけど、ちがう。だれもが、必然的に孤独になる騒音だ。これ、ほんとうに、どれだけがんばっても、人生がうまくいかなくなる騒音なのである。どれだけ、いい人でも、どれだけ気を使っても、人間関係がうまくいかなくなる騒音なのである。