2025年7月13日日曜日

●言霊主義者が、「おかしなことだ」と感じないというのも、おかしなことなのだ■言霊※2025/07/13 18:58

 たとえば、「日経平均が、五時間後には、いまよりも一万円分あがっている」と言ったとする。言えば言ったことが、現実化するので、五時間後には、いまよりも一万円分あがっているはずなのである。

ところが、あがらなかったとする。

あがらなかったら、「言えば言ったことが現実化する」という言霊理論はまちがっていたということだ。あがらなかったのに、言霊理論は正しいということにはならないのである。

ところが、言霊主義者は、「言い方が悪かったからあがらなかった」と詐欺師顔負けの言い訳をするのである。

これ自体が、悪いことだ。

いいことなんてしてない。

悪いことをしているという自覚がないのだ。

どうしてかというと、幼児的万能感が強くて、矛盾を矛盾として感じることができないからだ。

「そんなのは、どうだっていい」「言霊は正しい」と言ってしまえば、それで、すんでしまうことなのである。

たとえば、株の専門家が、正月に、今年はこうなるというような予想をたてるとする。

これは、予想だ。

「たぶんこうなるだろう」と予想しただけだ。正月に言ったことが、現実化している専門家はものすごく、少ない。

いちおう、あたっている専門家だって、予想があたっただけだ。

「言ったから、言った通りになった」わけではない。言ったので、言霊の力によって、現実化したのではないのだ。

言霊の力によって、本来の現実がかえられて、別の現実になったわけではない。

あてた専門家は、ただ単に、「こういうふうに動くだろう」ということを言っただけだ。

「こういうふうに動く」「こういうふうになる」と(自分が)言ったから、言霊の力によってそうなったと、主張しているわけではないのである。

現実を言霊の力によってかえたのではなくて、現実を予想しただけだ。

だいたい、予想をはずした専門家だって「こういうふうに動く」「こういうふうになる」と言っている。

当然、あたった専門家とはちがうことを言っている。

はずした専門家が言ったことは、現実化していない。

もちろん、あてた専門家だって、言霊の力で、現実をかえたわけではないのだ。

しかし、言霊主義者は、あてた専門家が、「こういうふうに動く」「こういうふうになる」と言ったから、言霊の力で、「こういうふうに動いた」「こういうふうになった」と誤解をしてしまうのである。

この誤解の力が強すぎるのだ。

あたらなかった専門家のほうが、数としては多いので、あたらなかった専門家が言ったことは、ガン無視だ。

あたらなかった専門家が言ったことが、現実しかなかったということは、ガン無視なのだ。

だから、言霊主義者のなかでは、『言霊が正しい』と思えるようなことにしか、意識が集中しないのである。

言霊が正しいと思えるようなことだって、予想があたっただけで、言ったから、言霊の力によって、言ったことが現実化したわけではないのだ。言ったから、現実が言った通りになったわけではない。

こんな、幼稚なカルト理論を、だいの大人が、目を輝かせて言う。ドヤ顔で言う。

さらに、言ったのに、言った通りにならなかった場合は、「言い方が悪いから現実化しなかった」とアホなことを言い、人のせいにする。

もうすでに書いたけど、言っても、言い方が悪いと現実化しないのであれば、言えば言ったことが現実化するとは言えないのだ。理論的におかしい。

*     *     *

ある銘柄の株価があがるかどうかというのは、二分の一の確率だ。

けど、この場合は、一定の時間を決めておかなければならない。

たとえば、一時間後にここまであがるとか、一時間後にここまでさがるということを決めておかなければならない。そうしないと、確率は50%とは言えない。二分の一の確率であたるということにはならない。

それぞれの時間にあがったときもあれば、さがったときもあるという感じで動いているので、時間のほうを自由に解釈できるなら、どっちも正しいという状態がしょうじてしまうことがある。

「一時間後にはさがったけど、一〇年後には、あがった」……こういうことだってある。 

言霊主義者は、「言霊は絶対だ」とか「言霊は宇宙をつらぬく絶対法則だ」とか「言霊が正しい」とかと言っている。

言霊理論を批判されると、腹をたてる言霊主義者が多い。多くの言霊信者にとって、「言霊は正義」なのだ。

だから、多くの言霊主義者は「言霊理論がまちがっている」ということを聞かされると、腹をたてるのだ。

これも、すでに指摘したけど「言霊」自体が、信仰の対象のようなものになっている。

多くの言霊主義者にとっては、「言霊は神のようなものだから」「神を汚されたように」腹をてるのだ。まさしく、言霊信仰だ。

ともかく、言霊主義者が本気で言霊を信じているのであれば、自分が、一定時間後のある株価を予想して、はずしたときは、言霊理論が正しくないということに、つきあたらなければならない。

言えば言ったことが現実化するのだから、自分が「この銘柄が、一時間後に何千・何百円になる」と言ったら、その通りにならなければならない。

その通りにならなければ、言霊理論は正しくないということになるのである。

言っても、言った通りにならなかった。

言えば言った通りになるという言霊理論はまちがっていると認識しなければならないのである。

株をやっている言霊主義者が「自分の予想は、あたるときもあるし、あたらないときもある」などと言っているのは、おかしいことなのである。言えば、言ったことが現実化するのだから、言霊主義者が言ったとおりに、株価が動くのである。言霊主義者が言った通りに、株価が動かないのであれば、言霊理論がまちがっていたということなのである。さらに、株をやっている言霊主義者が「予想」という言葉を使うのはおかしなことなのである。そりゃ、そうだろ。一〇〇%の確率で、自分が言った通りになるのだから、これは予想ではない。言霊の力によって、言ったことが現実化されるわけだから、これは、予想なんかではない。断じて、ちがう。

*     *     * 

問題なのは、「予想」と言ってしまう現実感覚や、「ばすれることもある」と言ってしまう現実感覚なのだ。この現実感覚が、言霊信仰と同時に存在してしまうのは、おかしなことなのだ。言霊主義者のなかに、この現実感覚と言霊信仰が、同時に存在してしまうのは、おかしなことなのだ。しかも、言霊主義者が、「おかしなことだ」と感じないというのも、おかしなことなのだ。

どんなばかだって、「言った通りにならなかった」と感じるはずなのである。「言った通りにならなかった」ということがわかってないわけではない。ところが、「言った通りにならなかった」のに、「言霊(理論)は正しい」と思っているのである。矛盾している。この矛盾した状態が「常態」だということが、問題なのである。 

 

毒チンについて参考となるサイト
https://note.com/akaihiguma/
https://ameblo.jp/sunamerio/

ワクチンをうけてしまった人は、なるべくはやく、イベル〇クチンや5-ALAやN-アセチルグルコサミンなどを飲んで解毒したほうがいいと思う。ニセモノのイベル〇クチンには気をつけください。味噌汁、納豆、甘酒、緑茶、みかん、バナナなど、なじみの食品も食べたほうがいい。味噌汁は、減塩ではなくて、従来の製法で作ったものがいい。麹味噌とかいいんじゃないかな。緑茶はペットボトルのものは、酸化防止剤が入っているのでよくない。ちゃんとお茶を淹れて飲んだほうがいい。

わかっていただけるかたに感謝しております。ありがとう~~ございます~~

自分の身のまわりを良い言葉で満たしたい人は、是非そうしてください~
人に優しい言葉をかけたい人は、是非そうしてください。
自分の思いは現実化すると信じている人は是非信じて、現実化してください
(ぼくが)こういうことを否定しているととらえている人がいるみたいだけど、ぼくが言っていることはそういうことじゃない。●●ではない人のことをもっと考えましょうということです。思いやりがあるのとないのはちがう。全体思考だと、かならず、こぼれる人が出てくる。こぼれる人に対する配慮は、事前に考えておくべきことだということを言いたいのです。それから、ぼくにとって「言霊」というのは、議論の対象、考察の対象であって、信仰の対象ではありません。なので、「言霊について議論しましょう」と言っているわけで、「言霊を信仰するな」と言っているわけではないのです。ここらへんの違いについて注目してください。刮目。刮目。


●ヘビメタ騒音というのは

ヘビメタ騒音というのは、ヘビーメタル騒音という意味です。ヘビーメタルというのは、甲高い金属音と重低音が特徴となるロックの一種です。
兄がヘビーメタルにこって、一日中、どでかい音で鳴らすようになったというのが、僕が引きこもらざるを得なかった直接の理由です。本当は、ヘビメタ騒音のことは書かずに、一般論だけを書くつもりでしたが、そういうわけにもいかず、いろいろなところで、ヘビメタ騒音の話が出てきます。


あの生活はない。この人生はない。
時間は無限ではなかった。とくに若いときの時間は。

俺の小説には思想的な意味がある。俺の小説には心理学的な意味がある。だれも語りえなかったことについて、語る

日付のない日記型小説(散文)・手記的な小説・究極のネガティブ苦悩爆発文学 1、2、3、4、5、6、7、8、9、10ともほぼ同じことが書いてあるので、人間界の苦悩について興味がない人は読まないでください!!!!!

「騒音生活」「騒音生活が与える性格・人生への影響」「言いがたい家族」「困った人間の心理」「変な頑固さ」「平気で嘘をつく人(嘘を言っているのに嘘を言っているつもりがない人)」「自分勝手な脳内変換」「どれだけ言ってもなにも伝わらない人の心理的なしくみ・態度・おいたち」について興味がない人は読まないでください!!!

各巻は同じ主題を扱ったバリエーション(変奏曲)のようなものだと思ってください。

ぼくはまけない

「地下室の手記」ならぬ「騒音室の手記」だから、手記的な小説です。普通の主人公や脇役がいっぱい出てくる小説を期待している人は、読まないほうがいいです。そういう小説ではありません。

サイコパスが含まれるタイトルに関しては本当は納得してない。あんまり好きじゃない。けど、ある単語を使うと出版自体があやういので、しかたがなく、サイコパスという単語を使っている。サイコパスとつければ受けるとでも思ったのか?というような感想を持つ人もいるかもしれないけど、そういうことではない。

認識がズレている親にやられたこどもが住んでいる世界というのはちがう。



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死にたいというのは、より良く生きたいということです。ぼくが「死にたい」と書いた場合、「より良く生きたい」と言っているのだなと、読み替えてください。心配にはおよびません。

過去に戻って、きちがいヘビメタ騒音なしでやり直したい。設定を変えてやり直したい。

用語解説:ヘビメタというのは、ヘビーメタルという音楽の分野を表す略語です。甲高い金属音と、超重低音が特徴となるクソうるさい音楽です。僕からみると、とても「音楽」と呼べるようなものではありません。本当に、特撮に出てくる「音」攻撃系の、音波です。あれはひどい。