2021年5月7日金曜日

「努力すればできるようになる」は悪の呪文(1)

 基本、相手が「できない」と言ったら「できない」ということを認めてあげることが必要だ。しかし、いまの世の中は、「できない」と言っても、「できない」ということを認めない。「できない」と言っている相手が、がんばってできるようになればいいと思ってしまう。

相手とか人というような言葉を使っているとよくわからなくなってしまうので、とりあえず、AさんとBさんに登場してもらおう。Aさんは、ある仕事場のある仕事ができなかった。その作業がうまくできないのである。なので、Aさんが「自分にはできない」とBさんに言ったとしよう。BさんはAさん上司で、Aさんに対して、Aさんの作業について、順序だてて詳しく説明をしていた。

しかし、Aさんが何回も同じ失敗を繰り返すので、最後のほうは、頭にきて、「どうして、できないんだ」「ばかやろう!!」というようなことをどなったとする。さらに、そのあと、Bさんは、Aさんをこづいた。しかし、そのあとも失敗し続けるので、しまいには、BさんがAさんをなぐった。

このばあい、悪いのはAさんだろうか? Bさんだろうか?

 まあ、暴力はいけないということになるのだろう。けど、なぐるかどうかは別にして、Bさんの反応は、ある意味、人間として当然だ。

基本的には、人間は、「自分が思ったとおりに相手が動かないと」腹が立つ生物なのである。じつは、「対人間」だけではなくて、「対物質」だって、自分が思ったとおりにならないと腹をたてるのが人間だ。

自分がなんらかの作業をしようとして、その作業がうまくいかないと、自分のことなのに、腹をたてたりする。なおさら、自分のことでなければ、腹がたつ。思い通りに動かない他人は、腹がたつ。これが、「人間の基本」なのである。

けど、思い通りに動かない他人が、まったく関係がない他人であれば、腹がたたない。その他人が、自分と同じ職場にいて、その他人がするべき仕事をしてないから、腹がたつ。

AさんはAさんで「人間は働かなければならない」と思って仕事をしているわけで、ほんとうは、その職場で働きたくはないのだ。

「なら、職場をかえればいいじゃないか」と思う人がいるかとは思うけど、Aさんが基本的にうまく仕事ができない人間なのであれば、どこに行っても、おなじ問題が発生する。「職場をかえればいい」というような助言は、うまく仕事ができない人間にとっては、まったく意味がない。

さらに、「はめ込まれている現実」というのがある。Aさんが実際にアクセスすることができる仕事というのは、だいたい決まっている。

さらに、職場の状態も、にたりよったりだ。

たまたま、「神職場」を引き当てることができないのであれば、Aさんは、ほぼ一〇〇%の確率で、次も同じような職場で、同じような仕事をするしかない。

ともかく、「人間は仕事をするべきだ」というような幻想が成り立っていると、仕事ができない人が、仕事をしなければならなくなるのである。

さらに、「(できないことでも)努力すればできるになる」という幻想が成り立っていると、仕事ができない人間がさらに追い込まれてしまうのである。職場で、ものすごくいやな思いをすることになるのである。「努力すれば、できるようになるのだから、努力しようとしないやつがわるい」ということになる。「努力すれば、できるようになるのだから、努力しないやつがさぼっている」ということになる。「努力すればできるのだから、『できない』と言うのはあまえにほかならない」ということになる。

「努力をしてもできない」ということは認められないので、できない人は、できないということを他人からせめられることになる。叱責され、ぶんなぐられる職場にだれが行きたいと思うのか?

しかし、「ものこずくいやな思いをするのはいやだから、仕事をしない」ということも、認められない。どうしてかというと、「人間は仕事をするべきだ」という共同幻想が成り立っているからだ。

(1) 

これは、7日前に書いてためておいた文章です。べつに誰かの影響を受けて書いている文章ではありません。シンクロしちゃっているんだけど。

毒チンについて参考となるサイト
https://note.com/akaihiguma/
https://ameblo.jp/sunamerio/

ワクチンをうけてしまった人は、なるべくはやく、イベル〇クチンや5-ALAやN-アセチルグルコサミンなどを飲んで解毒したほうがいいと思う。ニセモノのイベル〇クチンには気をつけください。味噌汁、納豆、甘酒、緑茶、みかん、バナナなど、なじみの食品も食べたほうがいい。味噌汁は、減塩ではなくて、従来の製法で作ったものがいい。麹味噌とかいいんじゃないかな。緑茶はペットボトルのものは、酸化防止剤が入っているのでよくない。ちゃんとお茶を淹れて飲んだほうがいい。

わかっていただけるかたに感謝しております。ありがとう~~ございます~~

自分の身のまわりを良い言葉で満たしたい人は、是非そうしてください~
人に優しい言葉をかけたい人は、是非そうしてください。
自分の思いは現実化すると信じている人は是非信じて、現実化してください
(ぼくが)こういうことを否定しているととらえている人がいるみたいだけど、ぼくが言っていることはそういうことじゃない。●●ではない人のことをもっと考えましょうということです。思いやりがあるのとないのはちがう。全体思考だと、かならず、こぼれる人が出てくる。こぼれる人に対する配慮は、事前に考えておくべきことだということを言いたいのです。それから、ぼくにとって「言霊」というのは、議論の対象、考察の対象であって、信仰の対象ではありません。なので、「言霊について議論しましょう」と言っているわけで、「言霊を信仰するな」と言っているわけではないのです。ここらへんの違いについて注目してください。刮目。刮目。


●ヘビメタ騒音というのは

ヘビメタ騒音というのは、ヘビーメタル騒音という意味です。ヘビーメタルというのは、甲高い金属音と重低音が特徴となるロックの一種です。
兄がヘビーメタルにこって、一日中、どでかい音で鳴らすようになったというのが、僕が引きこもらざるを得なかった直接の理由です。本当は、ヘビメタ騒音のことは書かずに、一般論だけを書くつもりでしたが、そういうわけにもいかず、いろいろなところで、ヘビメタ騒音の話が出てきます。


あの生活はない。この人生はない。
時間は無限ではなかった。とくに若いときの時間は。

俺の小説には思想的な意味がある。俺の小説には心理学的な意味がある。だれも語りえなかったことについて、語る

日付のない日記型小説(散文)・手記的な小説・究極のネガティブ苦悩爆発文学 1、2、3、4、5、6、7、8、9、10ともほぼ同じことが書いてあるので、人間界の苦悩について興味がない人は読まないでください!!!!!

「騒音生活」「騒音生活が与える性格・人生への影響」「言いがたい家族」「困った人間の心理」「変な頑固さ」「平気で嘘をつく人(嘘を言っているのに嘘を言っているつもりがない人)」「自分勝手な脳内変換」「どれだけ言ってもなにも伝わらない人の心理的なしくみ・態度・おいたち」について興味がない人は読まないでください!!!

各巻は同じ主題を扱ったバリエーション(変奏曲)のようなものだと思ってください。

ぼくはまけない

「地下室の手記」ならぬ「騒音室の手記」だから、手記的な小説です。普通の主人公や脇役がいっぱい出てくる小説を期待している人は、読まないほうがいいです。そういう小説ではありません。

サイコパスが含まれるタイトルに関しては本当は納得してない。あんまり好きじゃない。けど、ある単語を使うと出版自体があやういので、しかたがなく、サイコパスという単語を使っている。サイコパスとつければ受けるとでも思ったのか?というような感想を持つ人もいるかもしれないけど、そういうことではない。

認識がズレている親にやられたこどもが住んでいる世界というのはちがう。



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死にたいというのは、より良く生きたいということです。ぼくが「死にたい」と書いた場合、「より良く生きたい」と言っているのだなと、読み替えてください。心配にはおよびません。

過去に戻って、きちがいヘビメタ騒音なしでやり直したい。設定を変えてやり直したい。

用語解説:ヘビメタというのは、ヘビーメタルという音楽の分野を表す略語です。甲高い金属音と、超重低音が特徴となるクソうるさい音楽です。僕からみると、とても「音楽」と呼べるようなものではありません。本当に、特撮に出てくる「音」攻撃系の、音波です。あれはひどい。