手袋というのがさぁ……。いやなんだよ。手袋をしたあと、時間がたつと、むれるわけ。あんま、いい感じがしないよね。
ああっ、手袋と言っても、通気性があるやつではなくて、完全遮断式のやつね。完全遮断式じゃないと、ダニを防御できない。ビニール手袋のようなものを想定した話だ。
二〇一九年ごろ、重装備でネズミの糞掃除をしたり、自分でできるネズミ対策工事をしていたので、いやな記憶がある。
「もう、つかれたよ」ということだ。
「もう、いやなんだよ」ということだ。
親父がきちがい行為をしなければこんなことになっていない。きちがい行為を、きちがい的な意地で、してしまう。
結果については、全部、俺に丸投げだ。
俺の人生は、こういう人生だった。
きちがい兄貴ときちがい親父にやられた。あいつら、責任なんてとらないんだよ。きちがい的な意地でやって、やりっぱなしだ。
責任について認めもしない。
やったつもりがないのだ。
きちがい親父は、やったつもりがないまま生きて、死んだ。
きちがい兄貴は、まだ生きている。あいつら、ほんとうに、やったつもりがないのだ。