2023年12月23日土曜日

「すべては自己責任」と言って、刺されたFさんの責任を追及する

 たとえば、自分が水俣病になったとする。きちがい自己責任論者が、しゃしゃり出てきて「すべては自己責任」と水俣病の患者をせめたとする。その場合、水俣病の患者は、やはり、不愉快な気持になるのである。

問題なのは「すべて」というところだ。

他者の人生において発生したことについて、よく吟味することなく、すべては、その他者の責任だと言っているのである。こんなのは、ひどい。

ぼくは、自己責任論については、だいぶ述べているのだけど、「自分を対象にした自己責任論」と「他人を対象とした自己責任論」がある。自分を対象にした自己責任論に関しては、別にどうでもいい。けど、他者を対象とした自己責任論には問題がある。

どうしてかというと、責任の所在について、ひとつずつ、吟味せずに、「その人のせい」にしているからだ。

「他人を対象とした自己責任論者」は、つねに、「人のせい」にして生きている。そして、それは、誤解にもとづく、責任のなすりつけを、含んでいる可能性がある。他者に対して「すべてその他者の自己責任だ」という場合、ほんとうに、その他者の自己責任だと言ってはいけないものが、含まれている場合がある。

たとえば、Aさん、Bさん、Cさんがいたとする。Aさんは、他人を対象とした自己責任論者だとする。そして、Bさんが、水俣病になった人だとする。Cさんは、まあ、水銀を海に流した会社の社長だとする。

この場合、たしかに、Cさんに責任がある。流したという責任がある。汚染魚を食べたのはBさんだから、Bさんの自己責任だとは、勝手に言えない部分がある。

けど、自己責任論者は、すべてをBさんのせいにするのである。そして、Bさんに対して「俺は、すべて自己責任だと思っているよ」と言うのだ。

「自分は、すべて自己責任だとすべてをうけとめる覚悟」があるいい人間だけど、Bさんはそういう覚悟がないダメな人間だと言っているのである。

まあ、だめな人間だというのは、どうして、そういうことになってしまうかというと、BさんがCさんのせいにしているからだ。人のせいにしている。人のせいにすることはだめなことなのだ。

だから、この文脈において、自動的にBさんはだめな人だということになる。だれのせいかということについて、つまり、だれの行為に原因があるかということについて、Aさんは、勝手にBさんのせいにしているのだ。

原因に関する判断がまちがっている。どうして、Cさんの行為が問題にならないのか。

Cさんの責任を追及するのは、ともかくとして、Bさんの責任を追及するのは、よくないことだ。

たとえば、Dさんと、Eさんと、Fさんがいたとする。Dさんは、他人を対象とした自己責任論者だとする。Eさんが、通り魔だとする。Fさんは、通り魔に刺された人だとする。Fさんは、普通に、普通の道を歩いていただけなので、Fさんには、責任がない。

これが、たとえば、Fさんが、常に、Eさんをいじめていた場合は、刺されるということにかんして、責任がある。「刺される」というのは、Eさんに、Fさんが「刺される」ということだとする。この場合は、Eさんは通り魔ではない。話を、刺さるまでは、無関係なEさんとFさんにもどす。自己責任論者のDさんは、「すべては自己責任」と言って、刺されたFさんの責任を追及する。刺したほうのEさんの責任は、一切合切、追及しない。

こういう、不公平なことをしている。

「そんなのは、Fさんの責任だ」と勝手に判断して、Fさんの責任を追及しているのである。勝手に、原因についてまちがった判断をして、勝手に、Fさんを追及している。こまったやつである。

すべては自己責任だと考えるのであれば、EさんがFさんを刺したのは、まったく関係がないDさんの責任だと、Dさんは考えるべきなのである。

すべては自己責任だと考えるのであれば、Cさんが、水銀がはいった汚染水を海に流し、Bさんのからだの自由をうばい、Bさんの人生を破壊したのは、まったく関係がないAさんのせいだと、Aさんは、考えるべきなのだ。

「すべては自己責任」なのだからそうなる。

なんで、「すべては自己責任」なのに、他人の責任を追及しているのか?

自分に関係があることと自分に関係がないことを区別するなら、「自分に関係があることはすべて自己責任」と言わなければならない。「すべては自己責任」と言っているのだから、自分には関係がないと判断できることにかんしても、責任がある。

どうしてなら、「すべては自己責任」だからだ。

関係がないことは除外するというのであれば、「すべては自己責任」ではなくて、自分関係してないことは、自分の責任ではないということになる。「すべて」と言ったら、もちろん、自分に関係がないことまで、含んでいる。この世に起こったあらゆることにかんして、責任があるということを意味している。

すべては、自己責任なのだから、Cさんが水銀がはいった汚染水を海に流したのも、自己責任論者のせいだし、EさんがFさんを刺したのも、自己責任論者のせいだ。それは、言い過ぎではないかと思うかもしれないけど、他者を対象にした自己責任論者は、自分に関係がないことまで、他者の責任を追及している。自分に関係がないことまで、すでに、責任追及をしている。

毒チンについて参考となるサイト
https://note.com/akaihiguma/
https://ameblo.jp/sunamerio/

ワクチンをうけてしまった人は、なるべくはやく、イベル〇クチンや5-ALAやN-アセチルグルコサミンなどを飲んで解毒したほうがいいと思う。ニセモノのイベル〇クチンには気をつけください。味噌汁、納豆、甘酒、緑茶、みかん、バナナなど、なじみの食品も食べたほうがいい。味噌汁は、減塩ではなくて、従来の製法で作ったものがいい。麹味噌とかいいんじゃないかな。緑茶はペットボトルのものは、酸化防止剤が入っているのでよくない。ちゃんとお茶を淹れて飲んだほうがいい。

わかっていただけるかたに感謝しております。ありがとう~~ございます~~

自分の身のまわりを良い言葉で満たしたい人は、是非そうしてください~
人に優しい言葉をかけたい人は、是非そうしてください。
自分の思いは現実化すると信じている人は是非信じて、現実化してください
(ぼくが)こういうことを否定しているととらえている人がいるみたいだけど、ぼくが言っていることはそういうことじゃない。●●ではない人のことをもっと考えましょうということです。思いやりがあるのとないのはちがう。全体思考だと、かならず、こぼれる人が出てくる。こぼれる人に対する配慮は、事前に考えておくべきことだということを言いたいのです。それから、ぼくにとって「言霊」というのは、議論の対象、考察の対象であって、信仰の対象ではありません。なので、「言霊について議論しましょう」と言っているわけで、「言霊を信仰するな」と言っているわけではないのです。ここらへんの違いについて注目してください。刮目。刮目。


●ヘビメタ騒音というのは

ヘビメタ騒音というのは、ヘビーメタル騒音という意味です。ヘビーメタルというのは、甲高い金属音と重低音が特徴となるロックの一種です。
兄がヘビーメタルにこって、一日中、どでかい音で鳴らすようになったというのが、僕が引きこもらざるを得なかった直接の理由です。本当は、ヘビメタ騒音のことは書かずに、一般論だけを書くつもりでしたが、そういうわけにもいかず、いろいろなところで、ヘビメタ騒音の話が出てきます。


あの生活はない。この人生はない。
時間は無限ではなかった。とくに若いときの時間は。

俺の小説には思想的な意味がある。俺の小説には心理学的な意味がある。だれも語りえなかったことについて、語る

日付のない日記型小説(散文)・手記的な小説・究極のネガティブ苦悩爆発文学 1、2、3、4、5、6、7、8、9、10ともほぼ同じことが書いてあるので、人間界の苦悩について興味がない人は読まないでください!!!!!

「騒音生活」「騒音生活が与える性格・人生への影響」「言いがたい家族」「困った人間の心理」「変な頑固さ」「平気で嘘をつく人(嘘を言っているのに嘘を言っているつもりがない人)」「自分勝手な脳内変換」「どれだけ言ってもなにも伝わらない人の心理的なしくみ・態度・おいたち」について興味がない人は読まないでください!!!

各巻は同じ主題を扱ったバリエーション(変奏曲)のようなものだと思ってください。

ぼくはまけない

「地下室の手記」ならぬ「騒音室の手記」だから、手記的な小説です。普通の主人公や脇役がいっぱい出てくる小説を期待している人は、読まないほうがいいです。そういう小説ではありません。

サイコパスが含まれるタイトルに関しては本当は納得してない。あんまり好きじゃない。けど、ある単語を使うと出版自体があやういので、しかたがなく、サイコパスという単語を使っている。サイコパスとつければ受けるとでも思ったのか?というような感想を持つ人もいるかもしれないけど、そういうことではない。

認識がズレている親にやられたこどもが住んでいる世界というのはちがう。



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死にたいというのは、より良く生きたいということです。ぼくが「死にたい」と書いた場合、「より良く生きたい」と言っているのだなと、読み替えてください。心配にはおよびません。

過去に戻って、きちがいヘビメタ騒音なしでやり直したい。設定を変えてやり直したい。

用語解説:ヘビメタというのは、ヘビーメタルという音楽の分野を表す略語です。甲高い金属音と、超重低音が特徴となるクソうるさい音楽です。僕からみると、とても「音楽」と呼べるようなものではありません。本当に、特撮に出てくる「音」攻撃系の、音波です。あれはひどい。