だれとは言わないけど、引きこもり系の人が、いろいろとつぶやいている。そのつぶやきを読んだ、別の引きこもり系の人が感想を書いている。そして、その感想に対して、引きこもり系の人が、また、感想を書いている。
ようするに、Aさんがつぶやいて、Bさんが、それについて感想を書き、AさんがBさんの感想に対して応答しているということだ。これ、じつは、Bさんの癒しになっているのである。これ、じつは、引きこもりカウンセラーなんかよりもずっといい仕事をしているのである。Aさんは、引きこもりカウンセラーじゃないし、おカネももらってないのだけど、Bさんに、ものすごくいい影響をあたえている。
引きこもりカウンセラーなんて、悪いことしかしてない。これ、わからないとは思うけど、害なのだ。引きこもりカウンセラーは、引きこもりに対して、悪いことしかしない。
現役引きこもりのAさんは、Bさんにいい影響をあたえることができるけど、引きこもりカウンセラーはBさんに悪い影響しか与えることができない。引きこもりカウンセラーはBさんにマイナス一〇〇ぐらいの影響をあたえるけど、AさんはBさんにプラス一〇〇〇ぐらいの影響をあたえる。このくらいの差がある。
いまの社会というのは、繊細な人や、日本の会社文化になじめない人にとっては、地獄なのだ。鈍感な人や、日本の会社文化にごく自然になじめる人だって、青色吐息、ヘトヘトなのに、 繊細な人や、日本の会社文化になじめない人がうまく働けるはずがないのだ。
もちろん、条件がいい日とはちがう。条件がいい場合は、繊細な人や、日本の会社文化になじめない人でも、わりと働くことができる。しかし、それは、条件がいい場合の話で、条件が普通の人や、条件が悪い人は、働けない。それをがまんして働くと、社会全体が、暗くなる。社会全体が、だめな方向に向かってしまう。
まあ、これから、経済がかわる。経済のしくみがかわるわけだけど、まあ、そこそこ、善意のある人が、四時間ぐらい、普通に働けば、普通に暮らせる社会になる。いまの社会というのは、いびつなんだよ。経済的に、極端にいびつなんだよ。
みんな、経済的に、極端にいびつだということに、気がついてくれよ。
これは、生態系としては、まずいことなんだよ。
経済社会をひとつの生態系として考えた場合、いまの経済社会というのは、極端なアンバランスがある状態なんだよ。このアンバランスが、住みにくさを、増大させている。社会全体をひとつの生態系として考えて、バランスをとることをしなければならない。
手短に言うと、Aさんの行為は、バランスをとる方向の行為で、引きこもりカウンセラーの行為は、バランスをとらない方向の行為だ。引きこもりカウンセラーなる職業が成り立つと、そのぶん、不幸が増え、社会のバランスがくずれるのである。社会の邪悪な圧力?を増大させる方向で努力するということになってしまう。
じつは、経済活動をすることによって、社会の邪悪な圧力が増大する場合があるのだ。これは、もっともっと重視しなければならない。ただの、内部不経済ではない。
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トラブルが生じる場合、最初から、悪意がある場合と、最初から悪意がない場合がある。悪意がなくても、その人の性格や考え方から、トラブルが生じる場合がある。けど、悪意がある場合もあるから、これは、減らせる。悪意がある経済活動をしなくてもいいようにすればよいのだ。