毎日つもる騒音が、すごい騒音なのである。なので、不可避的に、つかれる。体力をけずられる。不可避的に、睡眠力をけずられる。不可避的に、精神的な疲れを感じるようになる。不可避的に、腹がたった状態になる。不可避的に、猛烈に憂鬱な状態になる。こういうのは、不可避的なんだよ。やられたら、どれだけ影響をうけないようにしようとしても、影響をうける。がんがん鳴っているわけで、これは、物理刺激だ。なぐられているのでおなじなのである。なぐられたけど、影響をうけないぞと思っているから、影響をうけない。肌が青くならない。そんなことはない。なぐられたら、影響をうける。ものすごい音に、なぐられたら、影響をうける。どれだけ、『影響をうけないぞ』とがんばっていても、影響をうける。そもそも、『影響をうけないぞ』とがんばっている状態、はりつめている状態が、「つかれ」を引き起こすのである。様々な、からだの障害をひき押す子のである。からだのなかには、臓器としての脳みそも含まれている。脳みそまで含めて、不可避的な影響をうける。どれだけ、『影響をうけないぞ』とがんばっていても、脳みそまで含めて不可避的な影響をうける。この不可避的な影響は、きちがいヘビメタが鳴ってない、日中の時間まで、はげしく、影響をあたえるである。ようするに、学校にいる時間に影響をあたえる。ほかの人と、下校している時間に影響をあたえる。影響をあたえない』なんてことはないのである。前の日の騒音の影響をうける。汚染された状態で生きている。汚染された空気を吸ったあと、からだに症状が出たとする。汚染された空気を吸ったのは、前の日の数時間だとする。けど、その影響が、その日の夜と、次の日の昼間に出る。汚染された状態で生きているということになる。汚染物質が体の中に入って影響をうけた状態で、汚染されていない空気のなかにいたとしても、汚染された空気を吸ったという出来事の影響をうける。この出来事は、過去の出来事だ。『過去の出来事』の影響をうけるんだよ。ところが、ヘビメタにやられていないやつ……きちがい的な家族がきちがい的な意地でずっときちがい的な騒音を鳴らすということが、人生のなかでなかった人間が……えらそうなことを言うのである。「過去は関係がない」『影響をうけないぞとつよく思えば、影響をうけないで済む」……。あーー。バカにバカにされる状態ができあがる。ばかになめられる状態ができあがる。
きちがいヘビメタを、きちがい兄貴になられさという事実がない人間にとっては、それは、「想像のなか」の「出来事」にしかすぎない。想像の影響しか受けない。けど、ぼくは、実際に鳴らされているので、「鳴らされた過去」の「影響」をうける。「の」の連続に関しては、指摘する必要はない。