粗大ごみ業者に連絡をしてしまったので、並じゃない、不安が押し寄せている。
これ、ほんとうに、いやなんだよ。自分の都合?で、ほかの人を、巻き込んでしまうのがいやだ。ほかの人が、俺の都合で、ダニに刺されてしまうのがいやだ。
けど、今回は、じつは、バルサンをたいていない。バルサンをたいても、どのみち、作業をすれば、ダニに刺されるからだ。バルサンをたく場合、この部屋でやらないにしろ、布団をビニール袋に入れて密閉したり、食器をビニール袋に入れて密閉しなければならない。
密閉しても、この部屋にも、ガスはくるわけだから、それ以降、バルサンの粒子がある部屋で暮らすことになる。あんまり、いい気持ちがしない。
俺は、こういうのは、ほんとうは、ものすごく、いやなんだよ。
けど、きちがい親父が、そうさせるのである。
しなければならないような状態をつくりだす。
けど、本人は、もちろん、わかっていないのだよ。この、「わからなさ」が異常なのである。
きちがいだから、自分のなかに「魚をだしっぱなしにしておきたい」という気持ちがあると、「におわないよお」「におわないよお」と絶叫して、なんとしても、魚を出しっぱなしにするということを、貫き通そうとする。
あとになって、きちがい親父のきちがい行為が原因で、ネズミが入ってくるようになったらなったで、「そんなこと、言ってない」「そんなこと、言ってない」「そんなこと、言ってない」と絶叫しておしまいなのである。
そうやって、「反対のこと」を言って、本人が逆上したら、本人のなかでは、それですんでいるのだ。
だから、関係がない人になってしまう。
きちがい兄貴が、きちがいヘビメタを鳴らしているときに「しずかにしてくれ」と言われたときの態度が、まさしくこれなのだ。
こんなの、ほかのひとに、わかるはずがない。
この、「におわないよ」と親父が逆上しているときの態度と、「しずかにしてくれ」と言われて、兄貴が逆上しているときの態度が、おなじなのだ。
兄貴は、絶叫しなかったけど、おなじなんだよ。親父の場合も、寡黙バージョンはある。
ともかく、本人が、発狂して、はねのけたら、本人のなかでは、終わっていることなんだよ。そして、本人は、行動かえないんだよ。そして、おなじことが繰り返されるんだよ。こまるんだよ。
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きちがい兄貴の場合、きちがいヘビメタを「思いっきり鳴らしたいときは」思いっきり鳴らしたいわけだから、思いっきり鳴らせなくなるようなことは、どれだけ明らかなことでも、絶対に認めないのである。
聴覚が正常だから、でかい音で鳴らしているということがわかるはずなのに、でかい音で鳴らしているということが、ほんとうにわからない状態になってしまう。
相手が、自分にとって不愉快なことを言ってきたら、寡黙モードで、拒絶する。
でかい音で鳴らしているということを認めてしまったら、しずかにしなければならなくなるから、でかい音で鳴らしているということ自体を、絶対に認めないのだ。
けど、絶対に認めないようにしようと思って、認めないようにしているわけではないのである。ここが、ブラックホールなんだよ。ほかの人にはわからない部分だ。
そして、あろうことか、きちがい兄貴もわかっていないのである。きちがい兄貴が頑固にやっている部分が、きちがい兄貴にとって、認識的に欠落している部分なのである。
だから、行為としては、「でずっぱり」でやりきるのだけど、本人は、やりきったつもりがまったくないという、奇妙な状態が発生する。
この奇妙な状態で、バレバレなんだけど、本人は、「危機」を乗り越えて、鳴らしてきたのである。危機というのは「しずかにしなければならない危機」のことだ。
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こんなやつに、どれだけ、「朝、起きられなくなるから、しずかにしろ」と言っても、しずかにしないのである。
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鳴っているときも、次の日の朝も、内臓がキューっといたむ。無理やり動くことになる。そりゃ、うつ病にもなるだろう。楽しめない状態になるだろう。
そして、これ言っても、ほかの人にはわからないと思うけど、無理やり自分を元気づけて、行動した場合、いろいろな失敗をするのである。
ポジティブ思考とか、あるいは、言霊的な元気づけとか、人に親切にする方法などを試みると、かならず、失敗するのである。トラブルが増えるのである。