ヘビメタ騒音が鳴らなかったなら、ほんとうに話がちがう。あの毎日はない。どれだけ、一日がつらいか、みんな、わかってない。「ヘビメタ騒音で、できなった」と言っているのに、無視するな。「できない」と言っているのに「できると言えばできる」と言われたときの気持ちってわかる? ヘビメタ騒音がつみかさなっているんだよ。ヘビメタ騒音の怒りがつみかさなっているんだよ。ヘビメタ騒音の疲労がつみかさなっているんだよ。ヘビメタ騒音の睡眠不足がつみかさなっているんだよ。ぼくができないと言ったら、できないんだよ。なにが、できると言えばできるだ? ふざけるな。
一日がどういうものかわかってないな。俺がヘビメタ騒音の一日にどうやって、たえてきたかわかってないな。こんなの、ほんとうなら、六か月間で、自殺だよ。そういうレベルことだ。ぜんぜんちがう。ぜんぜんちがうものを想像して「過去は関係がない」とか「過去は現在に影響をあたえない」と言っている。「言えば言ったことが現実化する」と言っている。ぜんぜん、ちがうんだよ。ぜんぜん、ちがう。たぶん、一日分もわかってないと思う。あれがどんなものなのか、わかってない。きちがい兄貴の態度が、わかってない。きちがい兄貴に対して、どれだけ腹がたつかぜんぜんわかってない。腹がたつやつが鳴らす、きちがいヘビメタで、どれだけからだがつかれるか、ぜんぜんわかってない。