2024年2月28日水曜日

「ちょっとした発言が、その差をうみだす」と言うのである

  初期値というのは重要だ。ところが、初期値を無視して、あーだ、こーだと言うのだ。

たとえば、裕福な家の子供に生まれた人は、おカネがある。貧乏な家の子供に生まれた人は、おカネがない。条件によって差がある。

けど、その差をガン無視して、「おカネが好きな人のところにはおカネが集まってくる」というようなことを言ってしまう。ようするに、おカネをどのくらい好きかということが、おカネの量……その人がもっているおカネの量を決める……というようなことを言うのだ。

けど、生まれの格差はある。あらゆる点で、親がお金持ちなら、子どものほうも所持金が増えやすい。親が貧乏なら、こどものほうも、所持金が増えにくい。

たとえ、ある子供が成人したあと、事業に失敗して、おカネがない状態になったとしても、全体的なことを言えば、おカネがある親のもとに生まれた子供のほうが、おカネがない親のもとに生まれた子供よりも、おカネをもっている確率が高い。

人生全体において、そうなる確率が高い。

もちろん、例外はある。

しかし、全体的な傾向としては、親のカネという条件が、カネが好きかどうかよりも、実際の所持金に影響をあたえているのである。まあ、所持金というのを資産と言い換えてもいい。

ほんとうは、生まれながらの条件の差が「その」差をうみだしているのに、ほかのことを持ち出して、ほかのことの差が「その」差をうみだすということを言う人が多すぎる。

たとえば、「ただ、おカネが好きかどうかが、おカネの量に影響をあたえる」と言うのだ。ようするに、性格なり、思いようで、どうでもなることが主要な原因だというのだ。そして、この場合、生まれの格差、あるいは、条件の格差は、ガン無視されている。

精神世界の人は「ちょっとした考え」が、実際の格差をうみだすようなことを言うけど、本当は、実際の格差というのは、現実的な『条件の格差』がうみだしている。

条件の格差のほうが、重要な因子なのに、重要な因子は、ガン無視して、「ちょっとした考え」が重要な因子だと言いはるのだ。現実的な『条件の格差』を無視することは、最初から、うめこまれていることだ。無視されなければならないのである。

現実的な『条件の格差』を無視することで、その文言(もんごん)が生きてくる。

たとえば、言霊主義者は、生まれの格差を無視して、「ちょっとした発言が、その差をうみだす」と言うのである。「おカネがある」と言うことが、実際におカネがあるかどうかの差をうみだすと言うのである。

けど、もう、生まれながらの条件の格差が、時系列的に『生長』して、もっとでかい格差をうみだしている。もっとでかい『条件の格差』をうみだしている。

個人において、じつは、条件というのは、無視できないものだ。現実を考えるなら、その個人が、現実の格差を無視しても、他人が、現実の格差を無視しないということになる。その個人の格差というのは、その個人の属性になっている。

だから、他人は、その個人を「そういう人だ」とみなすことになっている。その個人を、そういう属性をもつ人だと認知・認識するようになっているのである。

そして、他人の認知・認識が、現実をつくりだしているところがある。他人の認知・認識は、ただ単に、他人の認知・認識なのではなくて、他人の行動に影響をあたえるものだ。他人の認知・認識にしたがって、他人が行動する。

その場合、他人の行動の影響をうけることになる。他人の行動というのは、自分に対する他人の行動という意味だ。ようするに、他人の行動は実際の出来事に影響をあたえる。たとえば、無職に対して悪い認知・認識をもっている他人が多数いたとする。

その場合、無職である人は……つまり無職属性をもつ人は、他人から攻撃をうけやすい。その無職属性をもつ人が、「いいことがある」「いいことがある」とどれだけ事前に言っていても、実際には、無職に対して悪い考え(偏見)をもってる他者が、無職属性をもっているものに悪い行動をすることが多い。

無職属性をもっている人が「いいことがある」「いいことがある」と念じていても、それとは関係なく、他者の無職に対する攻撃的な行動が発現するので、実際には、無職属性をもっている人は、不愉快ことを経験しやすいのである。

「いいことがある」「いいことがある」と明るいことを考えていても、それとは関係なく、多くの他者が攻撃的なことを言い、攻撃的な行動をするので、不愉快な思いをしやすいのである。

属性が(多くの他者から見て)悪い人は「いいことがある」「いいことがある」と明るいことを考えていても、不愉快な出来事を経験する確率が、属性が(多くの他者から見て)悪くない人よりも、高いのである。

これはちょっとわかりにくいかもしれない。まえに書いたことを読めばわかるんだけどなぁ。

まあ、今回言いたいことは、精神世界の人は「生まれの格差」をガン無視して、ちょっとした発言やちょっとした行為で、現実をくつがえすことができるようなことを言うけど、それは、まやかしだということだ。

これ、詐欺的な説明なんだよ。一番重要な要素を無視して、ちょっとした「おまじない」で、現実をかえることができるというようなことを言う。これ、嘘なんだよ。

 

毒チンについて参考となるサイト
https://note.com/akaihiguma/
https://ameblo.jp/sunamerio/

ワクチンをうけてしまった人は、なるべくはやく、イベル〇クチンや5-ALAやN-アセチルグルコサミンなどを飲んで解毒したほうがいいと思う。ニセモノのイベル〇クチンには気をつけください。味噌汁、納豆、甘酒、緑茶、みかん、バナナなど、なじみの食品も食べたほうがいい。味噌汁は、減塩ではなくて、従来の製法で作ったものがいい。麹味噌とかいいんじゃないかな。緑茶はペットボトルのものは、酸化防止剤が入っているのでよくない。ちゃんとお茶を淹れて飲んだほうがいい。

わかっていただけるかたに感謝しております。ありがとう~~ございます~~

自分の身のまわりを良い言葉で満たしたい人は、是非そうしてください~
人に優しい言葉をかけたい人は、是非そうしてください。
自分の思いは現実化すると信じている人は是非信じて、現実化してください
(ぼくが)こういうことを否定しているととらえている人がいるみたいだけど、ぼくが言っていることはそういうことじゃない。●●ではない人のことをもっと考えましょうということです。思いやりがあるのとないのはちがう。全体思考だと、かならず、こぼれる人が出てくる。こぼれる人に対する配慮は、事前に考えておくべきことだということを言いたいのです。それから、ぼくにとって「言霊」というのは、議論の対象、考察の対象であって、信仰の対象ではありません。なので、「言霊について議論しましょう」と言っているわけで、「言霊を信仰するな」と言っているわけではないのです。ここらへんの違いについて注目してください。刮目。刮目。


●ヘビメタ騒音というのは

ヘビメタ騒音というのは、ヘビーメタル騒音という意味です。ヘビーメタルというのは、甲高い金属音と重低音が特徴となるロックの一種です。
兄がヘビーメタルにこって、一日中、どでかい音で鳴らすようになったというのが、僕が引きこもらざるを得なかった直接の理由です。本当は、ヘビメタ騒音のことは書かずに、一般論だけを書くつもりでしたが、そういうわけにもいかず、いろいろなところで、ヘビメタ騒音の話が出てきます。


あの生活はない。この人生はない。
時間は無限ではなかった。とくに若いときの時間は。

俺の小説には思想的な意味がある。俺の小説には心理学的な意味がある。だれも語りえなかったことについて、語る

日付のない日記型小説(散文)・手記的な小説・究極のネガティブ苦悩爆発文学 1、2、3、4、5、6、7、8、9、10ともほぼ同じことが書いてあるので、人間界の苦悩について興味がない人は読まないでください!!!!!

「騒音生活」「騒音生活が与える性格・人生への影響」「言いがたい家族」「困った人間の心理」「変な頑固さ」「平気で嘘をつく人(嘘を言っているのに嘘を言っているつもりがない人)」「自分勝手な脳内変換」「どれだけ言ってもなにも伝わらない人の心理的なしくみ・態度・おいたち」について興味がない人は読まないでください!!!

各巻は同じ主題を扱ったバリエーション(変奏曲)のようなものだと思ってください。

ぼくはまけない

「地下室の手記」ならぬ「騒音室の手記」だから、手記的な小説です。普通の主人公や脇役がいっぱい出てくる小説を期待している人は、読まないほうがいいです。そういう小説ではありません。

サイコパスが含まれるタイトルに関しては本当は納得してない。あんまり好きじゃない。けど、ある単語を使うと出版自体があやういので、しかたがなく、サイコパスという単語を使っている。サイコパスとつければ受けるとでも思ったのか?というような感想を持つ人もいるかもしれないけど、そういうことではない。

認識がズレている親にやられたこどもが住んでいる世界というのはちがう。



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死にたいというのは、より良く生きたいということです。ぼくが「死にたい」と書いた場合、「より良く生きたい」と言っているのだなと、読み替えてください。心配にはおよびません。

過去に戻って、きちがいヘビメタ騒音なしでやり直したい。設定を変えてやり直したい。

用語解説:ヘビメタというのは、ヘビーメタルという音楽の分野を表す略語です。甲高い金属音と、超重低音が特徴となるクソうるさい音楽です。僕からみると、とても「音楽」と呼べるようなものではありません。本当に、特撮に出てくる「音」攻撃系の、音波です。あれはひどい。