2024年2月8日木曜日

言霊の力と魔法の力はおなじ

  言霊を信じている人は、自分が魔法を使えると信じている人なんだよ。その言葉を、魔法発動の呪文だと考えれば、呪文をとなえれば、魔法を使えるということになるんだよ。

たとえば、「わたしの指さきから、火が出る」と言えば、火が出るんだよ。言ったことが現実化するわけだからそうなるんだよ。言ったとおりになるのだからそうなるんだよ。言ったら、言ったとおりになる……。それが言霊理論だ。

おなじことだけど、内容を「詠唱する」とその通りになるのである。そういう力を自分がもっていると言っているのである。言霊の力で、そうなったと言っている人は、言霊の力を使うことができると言っているのである。

「内容」が、魔法の力によって、実現化される……のだ。言ったことが、実現化するというのは、言ったことが、魔法の力によって実現化するというのおなじなんだよ。

言ったことが、言霊の力によって、現実化するのだから、言霊の力を魔法の力と言い換えると、そのまま、魔法の力によって、現実化するということになるんだよ。言霊の力と魔法の力はおなじなんだよ。

もちろん、魔法が使えると言っている人が、ほんとうに魔法を使えるわけではない。

もちろん、言霊の力で、自分が言ったとおりになったと言っている人は、言霊の力を使えるわけではない。

そういうことを言う人だって、実際には、言霊の力で問題を解決したことは一回もない。言ったあとに、問題が解決したら、『言ったから、解決した』と思っているだけなのだ。本人が、本人のなかでそう思うのは自由だけど、ひとたび、人に助言をするとなると、問題がしょうじる。嘘を言っているという問題がしょうじる。

ほんとうは、魔法なんて使えないのに、「わたしは魔法が使える」と言うというのは問題がある。ほんとうは、魔法を使ったから、そうなったのではないのに、「魔法を使ったからそうなった」と言うというのには、問題がある。本人は気がついてないけど、嘘を言っている。

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AさんとBさんがいるとする。Aさんは問題をかかえている人。Bさんは言霊主義者だ。

 

Aさん「じつは、アルファという問題でこまっているんだ」

Bさん「わたしは魔法が使えるんだ。どんな問題も、魔法で解決できる。だれでも魔法が使えるので、Aさんも魔法を使えばいい。『アルファという問題は解決する』と言えば、アルファという問題は解決する。言霊魔法っていうんだ。言えば、言霊魔法のすごい力によって、言った内容が現実化するんだ」

Aさん「それは、すごい。うちに帰ってやってみよう」

Aさんが、うちに帰って「アルファという問題は解決する」と言っても、アルファという問題が解決しなかった。

*     *     *

Aさん「うちに帰って『アルファという問題は解決する』と言っても、アルファという問題が解決しなかったぞ」

Bさん「言い方が悪いんだよ。こころをこめて言えば、言霊魔法のすごい力によって、問題は解決する。実際、わたしは、その方法で問題を解決した。言霊魔法の力は絶対だ。言霊魔法は宇宙の絶対法則だ」

Aさん「そうか。じゃあ、こころをこめて言ってみるよ」

Aさんが、うちに帰って「アルファという問題は解決する」とこころをこめて言っても、アルファという問題が解決しなかった。

*     *     * 

Aさん「うちに帰って『アルファという問題は解決する』とこころをこめて言っても、アルファという問題が解決しなかったぞ」

Bさん「解決するまで、何回だって、こころをこめて言えばいい。回数がたりないんだよ。自分は言霊魔法で問題を解決したことがある。言霊魔法の力は絶対だ。言霊魔法は宇宙の絶対法則だ」


まあ、言霊主義者との会話はこんなことになると予想できる。

 

*     *     *

 

言霊の力と、魔法の力は、おなじなんだよ。

言葉には、そういう魔法の力が宿っているから、言えば言ったとおりになるというのが、言霊理論だ。魔法のことを言霊と言っているだけなんだよ。

言霊を使って問題を解決すればいいというのは、魔法を使って問題を解決すればいいということと、おなじなんだよ。

「自分は魔法が使える。魔法の力は絶対だ。あなたも魔法が使える。魔法を使うには、言えばいい。さあ、魔法を使って問題を解決しましょう」……。こんなことを言っているのが、言霊主義者だ。言霊主義者は、まじめに言っている。嘘を言っているつもりがない。けど、嘘なんだよ。人をだますつもりはないのだけど、人をだましている。

「魔法」と言ってしまうと、こどもっぽくて、嘘がばれるけど、「言霊」と言うと、なんかそれっぽくって、嘘がばれない。それだけのことだ。「なんかそれっぽくって」というのは、まあ、宗教っぽい感じがするということだ。

これ、カルト宗教とおなじなんだよ。トリックがある。

けど、組織的な教団をつくっているわけではないので、全体がソフトだ。べつに宗教団体に入らなくても、本で読める。べつに単行本を読まなくても、雑誌やウエブにそれらしいことが書いてある。

そして、これが一番重要なことなのだけど、幼児的万能感は、だれにでも残っている。幼児的万能感が『言霊思考』の本体だ。幼児的万能感が残っていると、言霊を信じてしまう。「魔法」と言うと、幼稚な感じがするので、信じることはできないけど、「魔法」を「言霊」と言い換えれば、幼稚な感じがしないので、信じることができる。

言霊を信じている人だって、現実的な問題に関しては、言霊的な解決法を使ってないのである。それは、言霊を信じている人が、現実的な問題に関しては、魔法的な解決法を使おうとは思わないのとおなじだ。「魔法」なんて使えないから、魔法で問題を解決しようと思わない。ひとごとであったり、夢や希望といった、現実とは距離があることにかんしては、現実的な問題ではないので、言霊思考をしてしまう。『言霊で、解決できるんじゃないか』と思ってしまう。『自分は、言霊という魔法を使えるのではないか』と思ってしまう。

 

毒チンについて参考となるサイト
https://note.com/akaihiguma/
https://ameblo.jp/sunamerio/

ワクチンをうけてしまった人は、なるべくはやく、イベル〇クチンや5-ALAやN-アセチルグルコサミンなどを飲んで解毒したほうがいいと思う。ニセモノのイベル〇クチンには気をつけください。味噌汁、納豆、甘酒、緑茶、みかん、バナナなど、なじみの食品も食べたほうがいい。味噌汁は、減塩ではなくて、従来の製法で作ったものがいい。麹味噌とかいいんじゃないかな。緑茶はペットボトルのものは、酸化防止剤が入っているのでよくない。ちゃんとお茶を淹れて飲んだほうがいい。

わかっていただけるかたに感謝しております。ありがとう~~ございます~~

自分の身のまわりを良い言葉で満たしたい人は、是非そうしてください~
人に優しい言葉をかけたい人は、是非そうしてください。
自分の思いは現実化すると信じている人は是非信じて、現実化してください
(ぼくが)こういうことを否定しているととらえている人がいるみたいだけど、ぼくが言っていることはそういうことじゃない。●●ではない人のことをもっと考えましょうということです。思いやりがあるのとないのはちがう。全体思考だと、かならず、こぼれる人が出てくる。こぼれる人に対する配慮は、事前に考えておくべきことだということを言いたいのです。それから、ぼくにとって「言霊」というのは、議論の対象、考察の対象であって、信仰の対象ではありません。なので、「言霊について議論しましょう」と言っているわけで、「言霊を信仰するな」と言っているわけではないのです。ここらへんの違いについて注目してください。刮目。刮目。


●ヘビメタ騒音というのは

ヘビメタ騒音というのは、ヘビーメタル騒音という意味です。ヘビーメタルというのは、甲高い金属音と重低音が特徴となるロックの一種です。
兄がヘビーメタルにこって、一日中、どでかい音で鳴らすようになったというのが、僕が引きこもらざるを得なかった直接の理由です。本当は、ヘビメタ騒音のことは書かずに、一般論だけを書くつもりでしたが、そういうわけにもいかず、いろいろなところで、ヘビメタ騒音の話が出てきます。


あの生活はない。この人生はない。
時間は無限ではなかった。とくに若いときの時間は。

俺の小説には思想的な意味がある。俺の小説には心理学的な意味がある。だれも語りえなかったことについて、語る

日付のない日記型小説(散文)・手記的な小説・究極のネガティブ苦悩爆発文学 1、2、3、4、5、6、7、8、9、10ともほぼ同じことが書いてあるので、人間界の苦悩について興味がない人は読まないでください!!!!!

「騒音生活」「騒音生活が与える性格・人生への影響」「言いがたい家族」「困った人間の心理」「変な頑固さ」「平気で嘘をつく人(嘘を言っているのに嘘を言っているつもりがない人)」「自分勝手な脳内変換」「どれだけ言ってもなにも伝わらない人の心理的なしくみ・態度・おいたち」について興味がない人は読まないでください!!!

各巻は同じ主題を扱ったバリエーション(変奏曲)のようなものだと思ってください。

ぼくはまけない

「地下室の手記」ならぬ「騒音室の手記」だから、手記的な小説です。普通の主人公や脇役がいっぱい出てくる小説を期待している人は、読まないほうがいいです。そういう小説ではありません。

サイコパスが含まれるタイトルに関しては本当は納得してない。あんまり好きじゃない。けど、ある単語を使うと出版自体があやういので、しかたがなく、サイコパスという単語を使っている。サイコパスとつければ受けるとでも思ったのか?というような感想を持つ人もいるかもしれないけど、そういうことではない。

認識がズレている親にやられたこどもが住んでいる世界というのはちがう。



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死にたいというのは、より良く生きたいということです。ぼくが「死にたい」と書いた場合、「より良く生きたい」と言っているのだなと、読み替えてください。心配にはおよびません。

過去に戻って、きちがいヘビメタ騒音なしでやり直したい。設定を変えてやり直したい。

用語解説:ヘビメタというのは、ヘビーメタルという音楽の分野を表す略語です。甲高い金属音と、超重低音が特徴となるクソうるさい音楽です。僕からみると、とても「音楽」と呼べるようなものではありません。本当に、特撮に出てくる「音」攻撃系の、音波です。あれはひどい。