それから、前にも説明したけど、「ネガティブな人と一緒にいるとネガティブな気持ちになりやすい」というような感想を言う言霊主義者がいるのだけど、言霊主義者なら、一気にかえることができると思っているはずなのだ。
「これ以降、ネガティブな人は消滅する(いなくなる)」とか「これ以降、ネガティブな人は、ポジティブな人になる」とかと言ってしまえば、それで問題が解決する。
あるいは、「自分は、ネガティブな人の影響を受けない」とか「自分は、ネガティブな人と一緒にいても、ネガティブな人の影響を受けなくなる」とかと言えば、ネガティブな人の影響を受けなくなるのだ。
言霊主義者は、妄想的な万能感と現実的な無力感のあいだを行き来しているのだ。
万能感という言い方にあわせるけど、全能感と言ったほうがいいのかもしれない。
自分が言えば、神様だって、自分が言った通りに動くのだ。そういう全能感がある。
「すべて、自分が言った通りになる」という全能感があるのだ。
それと、「ネガティブな人と一緒にいると、ネガティブな気分になる」というようなことを気にする……せせこましい?部分が……同居しているのである。
好きなように、かえられると思っているのに、実際には、かえられそうにもないので、自分がネガティブな人と一緒にないようにして、自分の感情を守ろうとするところが(この人たちには)ある。
この場合、「自分は、言霊の力を使って、世界を自分が好きなようにかえることができる」という全能感と「自分は、言霊の力を使って、世界を自分が好きなようにかえることなんてできない」という無力感が同居している状態なのである。
言霊を信じているようで、信じていない。言霊の力を信じているようで信じていない。言霊の力を自分が使えるということを、信じているようで信じていない。
……こういう状態で、言霊主義者は生きているのだ。
だから、モードの切り替えというのは、重要な役割をはたしている。