ヘビメタ騒音さえなければ……。もう、だめだ。だから、やめてくれ、やめてくれと言っただろ。やめろと言っただろ。頭がおかしいから、自分がどれだけでかい音で鳴らしているか、わからないまま……ようするに、絶対の意地で、汚い手を使って認めないまま……普通の音を鳴らしているつもりで、すべての使える時間を使って、鳴らしたのだ。やめてくれ、やめてくれと言ったのに……。必然的に、不可避的に、一日がめちゃくちゃになる。鳴らされている時間だけでなく、鳴らされていない時間も、鳴らされている時間の影響を受けて、めちゃくちゃになる。入眠時間がずれれば……、俺がほかの人から、だらしがない人だと思われる。宿題をやっていかなければ……行くことができないのだけど……俺がほかの人から、ダメ人間だと思われる。いまも、入眠時間はずれまくりだ。入眠時間を調整しようとして、死にたくなったことは、数千回では済まない。数万回、入眠時間のことで、死にたくなった。
俺が……「そんなのは、気にしないで、がんばればいい」ということを、ほかの人から言われることになる。これが、どういうことだかわかるか。わかるわけがない。これは、無実の罪で、死刑宣告をされたに等しい。どれだけくやしいか、「そんなのは、気にしないで、がんばればいい」ということを、言うやつには、わからない。屈辱……。ぶんなぐってやりたくなる。 「そんなのは、気にしないで、がんばればいい」ということを言っているやつは、言っているやつで、自分が、どれだけくそおろかなことを言っているか、わからない。きちがい兄貴が、きちがい的な感覚で、きちがい的な意地で、よその人が、よそのうちではやられないことを、毎日やりきると……意地になって毎日やりきると……俺が……俺が、よそのひとから「そんなのは、気にしないで、がんばればいい」ということを、言われる羽目になる。これ、どれだけ、腹が立つか、「そんなのは、気にしないで、がんばればいい」ということを、言っているやつには、わからないのである。そして、こういうやつらが、みんな、「自分だって苦労した」ということを言う。経験の範囲でいうとそうなる。これも、どれだけひどいことを言っているか、言っているやつらは、わからないのである。わかっていないのである。こんなの、ない。ほんとうに、全部が全部……こんなことになる。
あーあ。これ、どうして「そんなのは、気にしないで、がんばればいい」という言葉が死刑宣告になるのか、ほかの人は、まったくわからないのだろうなぁ。これ、別の言葉でいうと……「がんばって、自殺すればいい」と言っているのとおなじなのである。どうして「がんばって、自殺すればいい」言っているのとおなじなのか、ほかの人は、わからないのだろうな。わからないのなら、ぼくと同等の苦労をしたことがないということになる。「そんなのは、くるしんで、死ねばいいのだ」と言っているのとおなじだ。きちがいヘビメタで、どれだけおいつめられているか、まったくわかっていない。「そんなのは、気にしないで、がんばればいい」と言うやつは、まったくわかっていない。
* * *
無実の罪は、誤解だ。ヘビメタ騒音の影響について、普通の人たちは……同等の経験がない人たちは……誤解をしている。誤解をして、「関係がない」と思っているのである。だから、「そんなのは、気にしないで、自殺をするまで、がんばればいい」と言える。あるいは「そんなのは、気にしないで、死ぬまで、がんばればいい」と言える。誤解をしている。まったく、わかってないんだよな。まっく、わかっていない。