あーー。一四歳の体(からだ)にもどりたい。言霊主義者なら「一四歳の体にもどる」と言って、一四歳の体にもどってしまうのだろう。
しかし、言霊主義者も、普通に歳(とし)をとっているように見える。
よし、じゃあ、「一四歳の体にもどる」という言葉に宿っている言霊の力を信じて、「一四歳の体にもどる」と言ってみよう。
「一四歳の体にもどる」……。だめだ。一四歳の体になってない。
よし、もう一度、「一四歳の体にもどる」「一四歳の体にもどる」「一四歳の体にもどる」……。だめだ。三回も言ったのに、一四歳の体にもどっていない。
あーー。言霊主義者が言ってることは、嘘だったんだぁーー。言霊主義者は、嘘つきだったんだーー。嘘つきだ。嘘つきだぁーー。
言霊主義者は、「言い方が悪い」といいやがるんだよなぁ。じゃあ、自分がやってみろ。
「歳をとったものだ」と言っていた言霊主義者を見たことがある。
言霊主義者は、自分が嘘を言っているという自覚をもって、自己責任感じたほうがいいよ。嘘を言ったという責任がある。もちろん、その言霊主義者の自己責任だ。