ヘビメタ騒音のしつこさについて、みんな勘違いをしているのである。「そんなんじゃない」と言いたくなる。言ったって、わからないけどな。俺が言ったって、聞いた人たちは、経験がないのでわからない。つねに鳴っているということがもつ意味がわからないのである。
四六時中なっているということの意味がわかってない。経験したことがないので……わからない。もちろん、工事の音は経験したことがあるので、そういう意味では、経験したことがあるということになる。けど、きちがい家族による、無自覚な、きちがい騒音というのは、普通の騒音とはちがうのである。ちがう性質をもっているのである。
これも、どれだけ、「ちがう性質」について……ぼくが語ったところで、けっきょく、経験がない人にはわからないのである。どういうことになるか、まったくわかってないのである。けど、普通の騒音は経験したことがあるので、普通の騒音を念頭に置いて、ぼくに、いろいろなことを言ってくるのである。けど、それが、全部、まとはずれなんだよ。
何度も言うけど「まとはずれ」ということをぼくがどれだけ詳細に説明したとしても、その人たちには、わからないのである。そして、関心がない。どうしてかかいうと、自分の身の上に生じたことではないからだ。自分の身に起きたことではないので、軽く考えることができるのである。だって、ほんとうに、自分身に起こったことじゃないのだから、簡単に考えて、簡単な感想を言うということになる。そういうレベルの感じ方しかないのである。