とにもかくにも、とにもかくにも、なにもかもが、ヘビメタ騒音でくるしい。これが、本音だ。だれにもわからない本音だ。これ……どれだけ、他人に言ったって、真意はわからない。真意どころか、だいたいの意味ですら伝わらない。実際の時間の長さが問題だ。毎日続いた。これがでかい。
きちがい兄貴が軽い気持ちでやったことなんだよ。けど、この軽い気持ちというのは、弟に対して、軽い気持ちでやったということだ。
やることに関して、軽い気持ちだったということだ。軽い気持ちとよりも、こだわりの意地が強いのである。
そして、なんだろうが、自分が思った通りにやるという気持ちが強かった。
だから、なにを言われても、少しもかえずにやった。けど、どれだけなにを言われても、ぼくが傷ついていないと思っていたのだ。
自分の騒音が、弟のことを傷つけているという気持ちが、まったく、しょうじなかった。
そりゃ、どれだけ言われたって、しょうじないのである。
ぼくは、もうとっくに、限界なんですよ。
ほかの人は「そんなのは関係がない」と言うけどね。これだって、ひどい発言なんだけど、言ったほうは、軽い気持ちで言っているのだ。ともかく、すべてにおいて、修正できないほどのハンディがしょうじた。
これ、ほんとうに、能力や体力を一〇〇分の一に制限された状態で生きているのとおなじなのである。そして、体がだるくてやる気がないという意味で、やる気も一〇〇分の一ぐらいに制限された状態で生きているのとおなじなのである。
わかいとき、どれだけつらかかったか……という話だ。
少年のころ、どれだけつらかったか……という話だ。
そして、少年のころから、つもっているのである。いやな体験がつもっているのである。どうしようもない夜がつもっているのである。どしようもない朝がつもっているのである。どうしようもない昼が積もっているのである。どうしようもない夕方がつもっているのである。
いまだって、つらいよ。全部、つらい。いいことなんてなかった。
いいことがあったとしても、それが……きちがい兄貴のきちがい騒音のなかで……悪いことにかわってしまうのである。
どうしてかというと、ヘビメタ騒音のハンディがあるからだ。
人間関係は全部、それだった。
これ、影響がでかいのである。
だましだまし……やってきたけど、もう限界だ。