引き寄せパラダイムをもっている人は、条件が悪くて不幸な人に対して、いろいろな偏見をもつようになっているのだけど、言霊パラダイスをもっている人も、条件が悪くて不幸な人に対して、いろいろな偏見をもつようになっているのだ。
しくみとしては、言霊も、引き寄せとおなじだ。
言霊はというものは、存在しない。
しかし、言霊の存在を信じて、言霊パラダイムに従って、世界を見るようになると、条件が悪くて、悪いことが発生しやすい人に関しても、言霊パラダイムに従って、世界を見るようになるのである。
そうなると、条件が悪くて悪いことが発生しやすくなっている人は、「悪い言葉を使っているから、だめなんだ」ということになってしまうのである。そういう見方が、その人のなかに定着してしまうのである。「言えば、言ったことが、言霊の力によって現実化する」というのは、大嘘だ。
嘘も嘘。
頭がおかしい嘘だ。
しかし、一度、言霊という考え方を受け入れてしまうと、言霊パラダイムに従って、世界を見るようになってしまうのである。その場合、実際に、悪い状態で暮らしている人は、「言霊の使い方が悪いから悪い状態で使っているのだ」ということになってしまうのである。
そのように見えてしかたがない状態になってしまうのである。
だから、言霊の使い方がうまい自分が、言霊の使い方がへたくそな人に、アドバイスをするのは、いいことだということになってしまう。
ところが、言霊なんてものはない。言霊の力もない。
言霊の力とは関係なく、現実の事象が発生しているのだ。人間においても、言霊とは関係なく、現実の事象が発生しているというとになる。
しかし、人間においては、言霊とは関係なく、言葉と関係した事象が発生することもあるのだ。
そうなると、言霊パラダイムに従って、世界を見ている人は、ほんとうは、言葉が関係している事象なのに、言霊に関係した事象がしょうじていると思うようになる。
だから、言霊パラダイスに従って、世界を見ている人にとっては、言霊が関係した事象が発生しているように見えるのである。実際に発生した、現実的なことに関しても、言霊がかかわっているように見えることがあるのである。
ようするに、言霊パラダイムが、間違いを強化するように働くのである。