それから、これは、ほかの人には全くわからない感覚だと思うけど、たとえば……たとえば、言霊主義者とのやり取りの最中、ぼくは、「いやな光」にさらされているようなものなのだ。
悪い雰囲気になる。
どうしてかというと、実際に、ヘビメタ騒音が前の日も鳴っていたからだ。そして、ヘビメタ騒音でつかれはてているからだ。
これ「さらされている」感覚なのである。ヘビメタ騒音にさらされ続けて、昨日も眠れずに、弱っている体で、ヘビメタ騒音の影響を頑固に無視するやつと話をしなければならない。
これが、俺にとって、いいことであるはずがない。俺にとって、ヘビメタ騒音の有害さは、あきらかなものなのだよ。
けど、ほかの人たちにとっては、ぜんぜん、あきらかなことじゃない。だから、「そんなのは関係がない」と言う。「自分は鳴ってたって平気だ」という前提で、「元気だと言えば元気になる」と言う。
ヘビメタ騒音が本当に強烈で、音に包まれて、昨日、こまっていた。
そういう状態なのに、ヘビメタ騒音影響を否定するやつが、ヘビメタ騒音で、こまっている俺に、ヘビメタ騒音なんて関係がないということを言う。
これが、不愉快なことでなくて、なんだ。