きちがい家族によるきちがい的な騒音というのが、「普通の人」の「人生のなか」には、ないことなんだよ。ありえないことなんだよ。そんなことは、「普通の人」の「人生のなか」には、おこりえないことなんだよ。
だから、特殊な条件なんだよ。ぼく以外の人は、この特殊な条件をもっていない人たちなんだよ。もちろん、ぼくと似たような条件の人は、わずかだけど、いるかもしれない。
だから、ごく少数派を除いて、ほかの人たちは、この特殊な条件をもっていない人たちだということになる。
この人たちが「そんなのは関係がない」「そんなのは、あまえだ」「そんなのは、言い訳だ」と言ってくるわけ。しかも、「絶対に正しい」と思って言ってくるわけ。
そして、「俺だって苦労した」と言うわけ。
けど、ちがうと思うんだよな。
ぜんぜんちがう。
だいたい、その人たちは、ぼくが言っていることを否定している。ごく少数の人たち……ぼくと似たような条件の人たちは、ぼくが言っていることがわかるはずなんだよ。
どれだけ、がんばってもダメだということがわかっているはずなんだよ。これ、ほんとうに生活上の障害が、並じゃないのである。これ、みんな、わかっていない。
過小評価したり、無視するから、「そんなのは関係がない」「そんなのは、あまえだ」「そんなのは、言い訳だ」と言うわけ。僕と同等の経験がある人は、絶対にそんなことは、言わない。
どれだけがんばって影響をうけないようにしても、ほんとうに細部にいたるまで、影響をうけるということが、からだで、わかっているから、そんなことは、言わない。
わかっていないから、言っているだけだ。